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いすゞトラック用ワイパーパネル

いすゞ2トン車ワイパーパネルで新品、塗装付き、素材はスチールです。ディーラー様からのご依頼でメーカーオプションが無い為
当社にご依頼して頂きました。お客様が以前からいすゞのトラックを購入されていて前型にはメッキパーツがあったのに、新車には無いのを
トラックを買うので何として欲しいと言う内容です。現在、自動車、バイク、トラック、昔に比べるとメッキパーツは確かに減りました。
その時々の流行りに左右されている感じが致しますが、メッキが好きなお客様は流行には左右されません。マニア様の多くがご自分の車や
バイク、トラックに新しい部分にメッキをかけたら人とは違った車になると車種は一緒でも違うとオンリーワンをイメージに持たれています。
服で言うファッションセンスと言いましょうか、拘りでしょうか、日々私たち専門業者も大変に勉強させて頂いております。
考えられないパーツをメッキ加工されたり、さり気無い又目立たない部分をメッキ加工したり。

ヤンキーホーン用エアータンクメッキ加工研磨

小型用エアータンクをメッキ加工する前に研磨した状態です。しっかり顔が見える状態です。元々数年使用していて少し錆が有り塗装が施してありましたので、まず塗装剥離しバフ研磨になります。大きい人の手の平位に乗るサイズで研磨はしやすい部類にはいります。磨き方は同じ方向に磨くのが一番綺麗にメッキがのります。エアータンク取り付け部分ステーは角度がかなりきつい為ルーターも入りずらいですのでバフ研磨でしっかりと磨けてる場所との差が分かってしまうのが残念なところです。しかし見えるところの殆どがピカピカに磨けてますので
メッキ加工しなくてもそのままでもすごく綺麗に仕上がっています。写真が写っている状態がメッキ加工前の下地作業が完成となります。
次に銅メッキを分厚く更に分厚くニッケルメッキ加工しクロムメッキ加工でメッキは完成になります。このような丸い筒状の製品は電気がまんべんなく流れるのでメッキの均一感は良い感じなので最後に青粉で磨いて出来上がりです。

旧車用グリル再メッキバフ研磨

このパーツは50数年前のトラック用スチール製グリルです。ご覧の様にもう錆がメッキの光沢が無くなっています。生地の大変薄いので
あまりきつめにバフ研磨が出来ませんのでゆっくり丁寧に少しずつ加工するしか御座いません。メッキをシアンで剥離しこの状態まで
磨きます。顔が映るレベルです。細かく入り組んだ箇所はルーターで磨きます。しかしなかなか腐食痕は無くなりませんので、お客様の
ご予算と納期の範囲が御座いますので気になるところはご連絡させて頂いて指示を仰ぎます。板金加工の場合、真鍮を用いた楊板金をいたします。真鍮を溶かして行う為かなりの技術が必要になります。現在板金で使われる様なパテではありません。結構な手間がかかります。
スチール製グリルやバンパーは大きさがあり、長年走行していると錆びやすいく腐食しやすいので大がかりなお仕事になり加工日数が小物パーツより数倍日かかりますので再メッキを考えて頂いているお客様は納期の余裕をもってお願い致します。