1920年代フォードサイドマーカーランプ再メッキ
2017年10月23日
このパーツは1920年代のフォードサイドマーカーを再メッキ加工した物です。素材はアンチモニ製で普通のメッキ加工のやり方では再メッキは綺麗に出来ません。上メッキ加工で再メッキが出来ますので、業者様にはその様にご連絡しご依頼して頂く事になりました。
アンチモニ(亜鉛ダイカスト)はメッキがかかっていない状態では鋳物を中心にメッキ加工をしている業者さんはメッキ加工が出来るのですが
メッキが既にかかっている物に対してはありません。アンチモニに再メッキ加工すると酸に弱いせいで月のクレーターみたいにボコボコになる上、メッキが剥がれやすい状態になります。当社はアンチモニ製品の再メッキの場合、メッキを剥離してから細かい粒子の金属パテでパーツの表面を補修します。表面を補修する事で剥離の際、表面が綺麗になり腐食痕も綺麗になるメリットがあります。ただデメリットは大量に補修作業が出来ない為、納期が遅くなってしまします。
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