旧車ラビットエンブレム再メッキ加工
2017年10月16日
このエンブレムは大昔のバイクラビットでそ。素材は亜鉛ダイカスト(アンチモニ)です。このエンブレムはまず手にはいりません。
業者様からのご依頼で二つラビットエンブレムの再メッキ加工させて頂きました。戦後初めて日本にバイクが誕生したそのバイクこそラビットらしです。素材の表面にメッキの光沢は全く有らず、腐食痕が少し見えます。まずはメッキを剥離致します。次にバフ研磨である程度表面を整えます。細かい粒子のアルミニウム金属パテで表面を補修致します。サフ、プライマーで生地を整え磨きます。ここでやっとメッキ前の下処理が出来、電気が通る様に無電解メッキ加工しエンブレムの表面に通電効果を出る様にします。表面に電気が通る様になったところで、分厚く銅メッキ、更に分厚くニッケルメッキ加工、クロムメッキ加工しメッキ加工は完了です。分厚くなって白くなったところを青粉で表面を磨いて納品になります。納品後、業者様よりピカピカで綺麗ですと喜んで頂きました。
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