アルミニウム製バイクパーツメッキ加工
2017年10月24日
これはアルミニウム製エンジン付近のパーツです。手のひらサイズで凸凹が多い為バフ研磨がしにくい部類になります。
元々、アルミニウムにメッキがかかっていない物、削り出しの物以外、殆どアルミニウムの錆止めのアルマイト加工がしてあります。
このパーツもアルマイトがかかっている為に、アルマイト剥離をしまければなりません。メッキ加工前にアルマイト剥離を行い次にバフ研磨を行い、ご覧の様にバフが入らない所はルーター研磨で磨きます。その次に行うのは銅メッキ加工になります。アルミニウム自体スチールよりもピンホールが多い為銅メッキをした後に更にバフ研磨を行います。理由は銅メッキをバフで研磨する事によって銅の粉がピンホールに入ります。するとメッキが仕上がった時に表面の見栄えが綺麗になる為、二回にわたってバフ研磨と銅メッキを手間かけて行うのです。この作業が特に大事になってきます。メッキ加工を行うとこのように綺麗に仕上がります。
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