希少価値の旧車、サニークーペエンブレム3Dプリンター製作物メッキ加工完了致しました。
2017年11月09日
ご覧の写真は、希少価値の
旧車サニークーペのエンブレムを3Dプリンター作製した物をメッキ加工(電気メッキ)が完了したご説明をさせて頂きます。
今回なぜ旧車サニークーペの純正エンブレムが有るのに、3Dプリンター作製した物をメッキ加工したかと言いますと
経年劣化した樹脂は、劣化した金属と違い塗装やメッキを剥離するのに薬品が強い為に、樹脂その物にまでダメージを与えてしまう事が考えられるために、あらかじめ劣化した樹脂を3Dプリンターでエンブレムのデータを読み込み、そのデータを使って3Dプリンターで複製する事で
新品の樹脂にメッキ加工がクオリティ良く出来ると言う選択を致しました。
前回にも申しました通り、劣化樹脂に強引にメッキ加工をした場合、素材が割れたりひびが入ってしまいますとエンブレム自体もクオリティが下がり、3Dスキャンするのも大変な作業になってしまいます。
その物の大きさで3Dプリンターに機械が違う為、一概には言えませんが今回の大きさからABSライクと言う樹脂を使いエンブレムを複製いたしました。
見た目が透明に近い色合いで、耐熱温度が75℃ありますのでメッキ加工の中で一番クオリティが高い電気メッキ(湿式メッキ)による
クロムメッキエンブレムを作りました。
今回、サニークーペの劣化した純正樹脂製エンブレムメッキには、一部黒色の塗装が施されておりますのでメッキがかかった上から塗装をする事によって純正のエンブレムに様な状態になります。
因みに、純正のエンブレムメッキはクオリティが元々低いので、今回、メッキ加工した3Dプリンターエンブレムメッキの方が見栄えと長持ちのクオリティは断然良いです。
当社には、個人様や業者様から旧車の樹脂製品にメッキ加工して欲しいとのご相談が御座いますが、3Dプリンターで複製した物にメッキ加工をされてはいかがですかとアドバイスさせて頂いております。
大きさによっては3Dプリンター製作できない物も御座いますので、メッキ工房光沢屋までご相談して下さい。
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