オリジナル(ワンオフ、製作物)バンパーをメッキ加工する
2017年11月14日
オリジナル(ワンオフ、製作物)バンパーをメッキ加工する時の注意点。
基本的に、オリジナル(ワンオフ、製作物)のバンパーを製作する時に使う素材は、金属で言うとスチールがもっとも多く、ステンレス、アルミニウムになり、樹脂で言うとFRPになります。
素材により大きさなどにも限界がありますので、業者様と個人様に分かりやすくご説明をさせて頂きます。
素材が金属類の場合
1、スチール製バンパー
スチール製バンパーの場合、横の長さが2300ミリまでが、ある一定以上のクオリティが追求できる可能範囲となります。
それ以上の長さでも可能なのですが、クオリティが低くなる為2300ミリ以上はお勧め出来ません。
2、ステンレス製バンパー
ステンレス製バンパーの場合、横の長さが2500ミリまで可能になりますが、道路交通法上、この様な長さのバンパーを付けれる自動車は存在しない為、車検が通る全てのステンレス製バンパーはメッキ加工が可能になります。
3、アルミニウム製バンパー
アルミニウム製バンパーの場合、横の長さが1600ミリまでとなり、軽自動車や旧車は別ですが、現行車の車幅は車種によって違いますが
限られた小さな車幅の自動車用に製作する以外はお勧めできません。
素材が樹脂の場合
1、FRP製バンパー
FRP製バンパーの場合、横の長さが600ミリほどですので、バンパーを分割してメッキ加工をするか、
もしくは、クオリティが落ちますがスパッタリング加工であれば横の長さが、1600ミリまでは加工が可能です。
因みに、アルミニウム蒸着メッキ加工の場合横の長さが、1800ミリまでメッキ加工が可能になります。
2、そのほかの樹脂でオリジナル(ワンオフ、製作物)はご依頼が有りませんのでご説明は省かせて頂きます。
総括として、オリジナル(ワンオフ、製作物)バンパーを製作しクロムメッキ(メッキ加工)を施したい場合はスチール製バンパーが一番お客様にとって製作しやすく、長さも車検対応限界までメッキ加工が出来ます。
樹脂に関しては、クオリティを追求する場合は3分割バンパーになりますが、クオリティを追求しなければ車検対応限界の長さ近くまでメッキ加工が可能になります。
オリジナル(ワンオフ、製作物)バンパーを作る前に一度、当社の様な専門業者にご相談されてから製作されるのが良いと思います。
オリジナル(ワンオフ、製作物)バンパー以外にも、旧車のバンパーやトラックバンパーのご相談も受付させて頂きます。
メッキ工房光沢屋にご相談ください。
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