旧車などのバンパーやグリル、バイクの錆びたフェンダー等の腐食痕に付いてのご説明
2017年11月10日
旧車の自動車やバイク、トラックには錆が酷く、凹みが表れているパーツを再メッキ加工したい時に、錆や凹みも綺麗に下地を整えた状態で再メッキしたいと皆さん当然そう思われます。
しかし、この錆による腐食痕や凹みを直す事は大変な手間がかかる事をご存知でしょうか?
元々、自動車やバイク、トラックを新車で購入した時はパーツに錆や凹みなど無かったはずです。
その新車時のスチール製(金属製)バンパーやグリル、ホイル等の素材の下地には多かれ少なかれピンホールと言う針で突いた様な小さな穴があります。当然、その上には錆とめ(塗装やメッキ)が施されていますが、年数が経っていきますと水分とホコリなどからピンホールに入っていき、酸化されて小さな錆が誕生してしまいます。その小さな錆が更に年数が経つにつれ少しずつ大きくなり、パーツの表面が膨れた状態になります。
その状態から更に年数が経つと塗装やメッキの表面から錆が飛び出した状態になり普通にメッキ加工(再メッキ加工)しても綺麗にメッキが出来ない状態になってしまうのです。
(余談になりますが、スチール製バンパーやスチール製グリル、コーナーパネルは見えない裏に錆止めをする事によって長持ちするのでお試しください。)
問題は、お客様にとってどの時点で再メッキ加工(メッキ加工)をしたら良いのか?
ここが一番大切な選択になってきます。
自動車や、バイク、トラックを長年維持しようとすると必ず劣化していくので何れにせよレストアしなければなりません。
当社にレストア屋さんからバンパーやグリル、ホイル等のパーツを再メッキに出す時はどの時点でメッキ加工依頼したらよいのか?と。
我々の様なバンパーやグリル、ホイル等のパーツを専門にメッキ加工する業者から言わせて頂きますと、間違えなくパーツの表面に小さな点錆びが少しでも出たら再メッキ加工するのが良いと他社さんもお答えになると思います。
なぜならば、それ以上酷い状態になると、メッキの加工賃もお高くなりますし、クオリティが下がってしまう事もある為です。
当社は、旧車の錆が酷いバンパーやグリル、ホイル、バイクのフレームやアルミニウム製のパーツ、トラックのパーツ等、様々なパーツを綺麗に再メッキ加工(メッキ加工)出来る技術は御座いますが、手間賃でお値段がお高くなる前に再メッキ加工して頂く事によってお客様が得をされる事が一番良いわけですのでご提案させて頂いている訳です。
ここで、お客様(業者様、個人様)に旧車スチール製バンパーやグリル等の見た目では無く、本当の素材状態を判断できる大切で分かりやすいお話をさせて頂きます。
パーツの表部分を見て錆の状態を確認しますが、実は、パーツの裏面を見て錆の進行状態を確認する事が一番大切なのです。
例えば、スチール製バンパーの場合は、裏面の錆が一番ひどい場所を指のお腹で触れた時、ささくれで棘とげしい錆なのか?、それとも腐食して錆がフワフワしている状態なのか?特にバンパーでしたら錆がよく出るのが丸みをおびたコーナー部分やナンバープレートを付ける付近、バンパーの下部です。
中々、バンパーの裏面を見る事は無いでしょうがたまに見て確認して下さい。
貴方の大切な愛車の為に。
旧車のバンパーやグリルの再メッキ(メッキ加工)、バイクのパーツ、トラックのパーツのメッキ加工は最高級メッキ(クロムメッキ)の
メッキ工房光沢屋にご相談ください。
きっとご満足して頂けると確信いたします。
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