希少価値、旧車ベンツ280SLハンドルパーツ(アンチモニ、アルミニウム)再メッキ加工

写真のパーツ(部品)は希少価値、旧車メルセデスベンツ280SLのハンドルパーツ類や小物です。

素材は、アルミニウムと亜鉛ダイカスト(アンチモニ)です。

この年代の小物パーツ(エンブレム等)とハンドルパーツ(ドア、ボンネット、トランク等)、モールパーツはアルミニウムや亜鉛ダイカスト(アンチモニ)、真鍮が多く現代の自動車の様に樹脂を使ったりはしていません。

この様な、パーツをクオリティが良い様に再メッキ加工を行う為に出来る限り、ビスやネジで止めている可動する部分はばらさねければなりません。

その理由として、細かいところまでバフ研磨が出来、メッキも入りやすいからです。

アルミニウムパーツの場合、当社の上メッキ加工可中メッキ加工がお勧めになります。

アルミニウムハンドルのビスやボルトをばらし、メッキをシアンで剥離致します。

パーツ自体、小さいのでバフ研磨する時はビス止めやボルトをとめる部分は素材があまり分厚くない為弱いのでいがまない様に磨きます。

狭い所は、ルーター等を使い磨きます。

アルミニウムはスチールよりピンホールが多いのでしっかりと磨かなくてはいけませが、全てのピンホールがバフ研磨によってなくなる事はありませんので、銅メッキを一度してから再度、銅メッキを行います。

この銅メッキはピンホールを埋める為に行うもので、もう一度バフ研磨によって削れた銅の粉を利用しピンホールに入れます。

この方法は、アルミニウム製品には大変有効です。

ここまでが、アルミニウムパーツの下地作業となります。

ハンドルや小物パーツが亜鉛ダイカスト(アンチモニ)の場合はアルミニウムの下地作業では綺麗にならない為に

剥離後、アルミニウム製金属パテを利用し表面補修を行います。因みに、アルミニウムパーツでもピンホールよりも大きい腐食痕が有る場合は

アルミニウム金属パテによる表面補修をお勧めいたします。

その後、プライマー処理を行い通電効果がある無電解メッキを施す事により銅メッキ加工が出来ます。

銅メッキ加工せずにニッケルメッキ加工に行けるのですが、銅メッキ加工するとクロムメッキがより綺麗に仕上がります。

工程を省く業者には要注意です。

銅メッキ加工の次はニッケルメッキ加工になります。この作業は分厚くする事によって、より錆びにくくなる効果もありますので、

薄いよりは分厚に方が良いです。

クオリティが良く、丁寧な仕事が出来るメッキ業者。

メッキ工房光沢屋にお問い合わせ下さい。