旧車のスチール製ハブキャップを再メッキ
2017年11月16日
写真のメッキパーツは、10年ほど前のアメ車スチール製ハブキャップを再メッキ加工(メッキ加工)した状態です。
この様なパーツが何処に付いているかと申しますと、ホイルのど真ん中にあります。
その目的は、自動車を滑らかに走行させるためにハブキャップの中にグリスを入れて取り付けます。
車種や年式、国産車、外国産車によっても様々な素材で出来ていますので、それも含めてハブキャップにメッキ加工(再メッキ加工)を施す
ご説明をさせて頂きます。
ハブキャップの中で一番多い素材はスチール製です。自動車、トラックにと年式や車種関係なく使用されています。
再メッキ加工の場合、もしクオリティがディーラー様程度で良いなら新品をお買いお求めになる方がお安くすみます。
その際、ディーラー在庫が無い場合は再メッキ加工する事によるお得感はかなりあると思います。
ハブキャップが真鍮の場合もスチール製と同様に新品が在庫がディーラー様にあるのならお買いお求めになるのが良いと思いますが
真鍮製ハブキャップを採用している自動車は現在はほとんど無く、かなり前の旧車になりますのでディーラー在庫はほぼ無い様に思われます。
当然、再メッキ加工によって綺麗にされることが望ましいと言う事になります。
ハブキャップがアルミニウム製の場合もスチールと真鍮同様、メーカー在庫が有るのであればお買いお求めになられる方が良いと思います。
アンチモニ製(亜鉛ダイカスト、鋳物)ハブキャップの場合は再メッキ加工の加工賃が大変お高くなります。
国産車、外国産車の現行車にはアンチモニ製ハブキャップは使われておりませんので、残念ながら再メッキ加工をする事によってのみ綺麗になります。
樹脂製ハブキャップは新品のみメッキ加工対応できますが、劣化している樹脂製ハブキャップには再メッキ加工(メッキ加工)が出来ません。
この素材が一番メッキ加工するのに厄介になります。
当社のメッキランクで分類致しますと、スチール製ハブキャップとアルミニウム製ハブキャップ、真鍮製ハブキャップは上メッキ(表面補修メッキ)と中メッキ(メッキが分厚い)、下メッキ(町のメッキ屋さんレベル)の中から選ぶことが出来ます。
アンチモニ製ハブキャップと樹脂製ハブキャップは上メッキだけになります。
業者様や個人様は、まずどの様な素材のハブキャップでもメーカー在庫が有るのか、無いのかを調べられてから専門のメッキ業者にご相談された方が賢い選択が出来ると思います。
ハブキャップの事ならメッキ工房光沢屋にご相談ください。
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