自動車部品にメッキ加工が可能な部品、メッキ加工が不可な部品をお客様にご説明をさせて頂きます。
2018年01月02日
自動車部品にメッキ加工が可能な部品は、既にメッキがかかっているパーツは可能です。
例えば外装部品であれば、スチール製バンパーやスチール製グリル、真鍮製グリル、アルミニウム製グリル、アンチモニ製グリルです。
窓枠モールも基本、金属製モールであればメッキ加工は可能です。モール素材でよくあるのが真鍮製モール、アルミニウム製モール、ステンレス製モール、スチール製モールです。
アウタードアハンドルにメッキ加工も可能です。アウタードアハンドルの素材は金属製ではアンチモニ製(亜鉛ダイカスト製)が多く、外車、国産車問わず旧車に大変よく使われている素材です。樹脂で言うとABSがよく使用されています。どちらの素材もメッキ加工が可能です。
ホイルにメッキ加工する場合はスチール製ホイル、アルミニウム製ホイルがが可能でマグネシウム製ホイルの場合は不可となります。その理由は、マグネシウムとメッキは相性が悪い為です。ホイルの大きさで言いますと25インチ迄になり、形状が入り組み過ぎている場合は不可になる事も御座います。
マフラーはスチール製マフラーにメッキ加工が可能になりますが、ステンレス製マフラーにはメッキ加工しますと熱でメッキが割れてしまう為に不可になります。可能なマフラーでも触媒が中に入っていたり煤汚れが酷い場合は不可になります。
フェンダーパーツにもメッキ加工は可能ですが樹脂製で経年劣化したパーツにはメッキ加工が出来ない可能性が有ります。
金属製のリフレクターにメッキ加工は可能ですが樹脂製リフレクターにはメッキ加工が出来ません。
サスペンションにはメッキ加工が出来ません。理由は走行時に不具合が発生し大変危険である為です。
ライト枠の素材がアンチモニ製やアルミニウム製スチール製等の金属製品にはメッキ加工が可能ですが経年劣化した樹脂製ライト枠にはメッキ加工が出来ません。
ミラーカバーにはメッキ加工が可能です。但しミラーが一緒に付いていると不可になります。リアスポイラーやリップスポイラーにメッキ加工は可能です。
ハブキャップにもメッキ加工は可能です。
ステップパーツにもメッキ加工が可能です。
ワイパーに本体にメッキ加工は可能ですが金属製、樹脂製問わず新品ワイパーに限ります。
マスコットパーツやエンブレムにメッキ加工は可能ですが経年劣化した樹脂は不可となります。
続いて内装パーツでメッキ加工が可能な条件は新品(未使用)に限ります。
インナードアハンドルやインナードアハンドル枠の素材はABS製が多くメッキ加工は可能です。
ドアアームレストもメッキ加工が可能ですが全て分解している条件が付きます。
ドアロックにもメッキ加工は加工です。ダッシュボード部品の殆どにメッキ加工が可能です。
シフトノブやチェンジノブにメッキ加工は可能ですが全て部品をばらさなくてはなりません。
続いてボンネット内部でメッキ加工が可能な部品は、タペットカバーの素材の殆どがアルミニウム製ですのでメッキ加工が可能です。
タンク類のキャップ(冷却水タンク、ラジエーター補助タンク、ウオッシャータンク)はメッキ加工が可能です。
ブレーキリザーバータンク本体にメッキ加工する事は可能です。
エキゾーストパイプ(マニホールド)にはメッキ加工が出来ません。その理由は形状が複雑な為メッキがかからない部分が有る為です。
その他様々なボンネット内部パーツが御座いますが車検が通る範囲のパーツにはメッキ加工が可能です。
続いて足回りパーツですが、メッキ加工可能な部品(パーツ)は多いですが、走行時に不具合が有る物や車検に対応しない部品にはメッキ加工
しない方が良いと思われます。
展示品として使用するのであれば良いでしょう。
自動車部品にメッキ加工をされたい時はメッキ工房光沢屋にご依頼ください。
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