バイク部品(パーツ)にメッキ加工や再メッキ加工が可能か不可かのご説明をさせて頂きます。
2018年01月03日
バイクパーツ(部品)にメッキ加工や再メッキ加工のご依頼が多いので、各代表的なバイクパーツ(部品)を例にとって業者様と個人様にご説
明をさせて頂きます。
バイクホイルの場合は素材で一番多いのはアルミニウム製で、その次多いのははスチール製です。この二種類のホイルにメッキ加工や再メッキ
加工は可能ですが、最近よくあるマグネシウム性ホイルやアルミニウムにマグネシウムを混ぜている合金製ホイルはメッキ加工が出来ません。
当然元々メッキがかかっているホイルはメッキ加工や再メッキ加工が可能になります。
それらのホイルにガリ傷や腐食が有る場合も当社にて表面補修を行いメッキ加工や再メッキ加工をさせて頂きます。
続いてエンジンパーツや付属品にメッキ加工や再メッキ加工(リクローム)が可能か不可かのご説明をさせて頂きます。
自動車のタペットカバーとバイクのタペットカバーはアルミニウム製ですのでメッキ加工や再メッキ加工(リクローム)は可能です。しかし、ス
チール製のパーツが付属品として装着されていてそれらのパーツ(部品)が取れない場合は不可になる事が御座います。(パイプ類や内部の板)
エンジンハンガーやエンジンガード等の補助パーツ(部品)にはメッキ加工や再メッキ加工(リクローム)が可能です。
ガソリンタンクやオイルタンクにメッキ加工は可能ですが、内部に油分が無い状態にのみにさせて頂きます。
エンブレムにメッキ加工や再メッキ加工(リクローム)出来るのは、素材が金属類(スチール製、アルミニウム製、真鍮製、ステンレス製、ア
ンチモニ製(亜鉛ダイカスト)で樹脂に対しては新品未使用にさせて頂きます。
外装パーツ(部品)にメッキ加工や再メッキ加工(リクローム)が可能か不可かのご説明をさせて頂きます。
キックペダルやキャリアはメッキ加工や再メッキ加工(リクローム)が可能です。
クラッチレバーの殆どがアルミニウム製ですのでメッキ加工が可能です。
しかし、クラッチワイヤーやその付属品を外して頂かなければメッキ加工が出来ません。
クランクケースやグラブバー等のパーツ(部品)にメッキ加工が可能です。
シフトペダルやサイドスタンド等のパーツ(部品)にメッキ加工が可能です。
シリンダーヘッドカバーはアルミニウム製かアンチモニ製なのでメッキ加工が可能になります。
スイングアームにメッキ加工が可能ですがハヤブサの様にスイングアームがアルミニウムとマグネシウムの合金の場合は不可になる事が御座い
ます。
バッテリーカバーやバッテリーケースにはメッキ加工が可能ですがその素材が樹脂の場合は新品未使用に限らせて頂きます。
ハンドルやハンドルカバー等の付属品にはメッキ加工や再メッキ加工(リクローム)が可能です。
フロント、リアフェンダー等のパーツにメッキ加工や再メッキ(リクローム)は可能です。
ディスクにメッキ加工する事は可能ですがブレーキをかけた時にあたる部分はメッキが削れます。
マフラーカバーにメッキ加工や再メッキ(リクローム)は可能ですが
マフラーその物にメッキする場合は自動車と同様に触媒や煤汚れが酷い場合は不可になる事が御座います
メーターカバー等はABS製やPP製(ポリプロピレン)の素材が殆どなのでメッキ加工は可能です。
カバー類(カウル等)にメッキ加工は可能ですがその素材がFRPの場合はゲルコートの上に塗装や汚れが付着していると不可になりますので、
新品未使用に限らせて頂きます。
フレームにメッキ加工は可能ですが、マグネシウムやマグネシウムを使用した合金にはメッキが出来ない事があります。
ボルト類はメッキ加工が可能です。
バイクパーツ(部品)が経年劣化によって腐食が酷い状態だったり、傷等があっても表面補修を施してメッキ加工や再メッキ加工(リクロー
ム)も可能ですが、お客様で板金されますとメッキ加工が不可になる事が御座います。(クオリティ低下の為)
尚、メッキ加工が可能であっても車検に通らないパーツ(部品)やバイク走行時における不具合が生じそうなパーツ(部品)にはメッキ加工を
行わない方が賢明です。
どうしてもメッキ加工をしたい商品の場合は、展示品などのパーツ(部品)として利用される事をお勧め致します。
バイクパーツ(部品)にメッキ加工や再メッキ加工(リクローム)をお考えの業者様や個人様はメッキ工房光沢屋にお問い合わせ下さい。
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