自動車用外品FRP製エアロパーツに最高級モーターショー用クロムメッキ加工を施す為に注意すべき点を業者様と個人様に分かりやすく丁寧にご説明をさせて頂きます。
2018年03月29日
今日のブログは自動車用FRP製エアロパーツに最高級モーターショー用クロムメッキ加工を施すために注意すべき点を皆様に出来るだけ分
かりやすく丁寧にご説明をさせて頂きます。
最高級モーターショー用クロムメッキ加工が出来るFRP製パーツ
1、ゲルコート仕上げでサフェーサー、プライマーでの表面状態ないしゲルコートのみ。
2、FRP製品自体、新品で汚れていない状態の物。
3、例えばFRP製バンパーの場合、3分割して頂いている状態。
上記の内容以外にもFRP製パーツの大きさや形状によって加工が不可な場合が御座いますのでお気軽にお問い合わせ下さい。
今までにお客様からFRP製エアロパーツに塗装が施して有る状態で最高級クロムメッキ加工が出来た事案をご紹介させて頂きます。
FRP製パーツ表面には多少なりとも巣穴と言う小さな穴が御座いますがその表面に塗装等を施す事によりFRP表面だけでは無く
巣穴にも入り込むために塗装剥離したとしてもFRP表面だけ塗料が剥離出来ますが巣穴に入り込んだ塗料は取り除く事は不可能です。
本来、この様な状態のFRP製パーツに最高級モーターショー用クロムメッキ加工は不可な為に丁重にお断りさせて頂くのですが
以前、お断りしたお客様から塗料が付いたFRP製パーツを手磨きで削られて出来立てのゲルコート自体まで頑張られて送って頂いた
物を加工させて頂いた事が御座いました。
当社、メッキ工房光沢屋の職人はここまでの手間作業を行えば他の加工を待って頂いているお客様に大変納期を待っていただかなければ
ならない為に手磨きで塗料の付いたFRP製パーツからゲルコートまで削る事は出来ませんが、どうしてもお客様が加工をご希望される
場合は申し訳御座いませんがご自分で細かい粒子のやすりで削られてから送って頂く事をお薦めさせて頂いております。
その際にゲルコート表面に削り傷等がつかない様に加工して下さい。
万が一、どうしてもFRP製バンパーを3分割にしたくないと言うお客様に御提案させて頂いていますのがメッキランクがワンランク下がる
のですが当社のスパッタリング加工になります。
このクオリティを分かりやすくご説明をさせて頂くとメーカー様で売られている大量生産品と同レベルのクロムメッキ加工です。
尚、アルミニウム蒸着メッキ加工では御座いません。
あくまでもクロムを真空の釜の中で蒸着させる方法です。
この装置も1600ミリに長さが最大ですのでお気を付け下さい。
この長さ以上はアルミニウム蒸着メッキ加工以外御座いませんので更にクオリティが低いメッキ加工となりますしアルミニウムを使用してい
ますのでクロムメッキでは御座いません。
FRP製エアロパーツに最高級モーターショー用クロムメッキ加工をご希望のお客様はメッキ工房光沢屋にお問い合わせ下さい。
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