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トヨタ自動車現行ハイエース用コーナーミラー(PP製)を最高級モーターショー用クロムメッキ加工致します。

この写真のパーツはトヨタ自動車現行ハイエースの左フロント部分に装着されているコーナーカバーです。

素材はポリプロピレン製樹脂で表面がツブツブ(シボ)が有り分割すると5パーツから出来ている純正パーツになります。

それでは最高級モーターショー用クロムメッキ加工を施す工程を業者様と個人様に分かりやすくご紹介させて頂きます。

このコーナーカバー部品は新品であり塗装が施されていない為に剥離剤をする事は御座いません。

一番最初に行う作業が脱脂作業と言う工程で新品部品と言えども必ず人の手や指が触れて油分が付いたり静電気によるホコリ等が落ちる様に

する為の工程になります。

この工程が終了致しますと、綺麗になった部品表面に細かい粒子のアルミニウム製金属パテにより表面のブツブツが埋まる様に作業を致しま

す。

この作業は一人の職人が一つ一つ手作業で加工する為にメーカー様の様な大量生産が不可能です。

ですので、大変希少価値が有る最高級モーターショー用クロムメッキパーツへと変身致します。

ポリプロピレン製部品表面が金属皮膜に覆われたら次に行う作業はメッキ用サフェーサー、プライマーになりますがイメージとするならば

車屋さんで行う塗装の下地や板金加工を行う作業に似ています。

しかし、使用する部材は全くの別物ですので業者様が良かれと思いマネしても出来ません。

この作業が終了致しますとプライマー表面に通電効果を出す為に無電解メッキ加工、導電塗料を吹き付けます。

ここまでの作業が下地処理と言われる作業となり、これから先の作業がメッキ槽に漬け込む本来の作業となります。

通電効果が出来たコーナーカバーパーツ一点一点を銅メッキの槽に入れ表面に銅被膜が付着するように致します。

そしてバフ研磨作業によりプライマー表面のピンホール等の小さな穴をバフ研磨作業で削れた銅の粉を利用し入れていきます。

この作業を行わなければメッキ加工が完成してもパーツ表面に針の穴の様な小さな粒が沢山現れてしまい残念な結果に仕上がります。

更にもう一度銅メッキの槽に入れる事により表面が綺麗になります。

次に行わなければいけない作業はニッケルメッキの槽に入れる事です。

この作業の目的は次に行われるクロムメッキとに相性が良くメッキを剥がれにくくするメリットと、パーツを腐食するのを防ぐメリットが有

る為に行います。

最後に行うメッキはクロムメッキの槽に入れる工程になりますが、このクロムの槽の色は銀色と思いきや黄色の液体です。

漬け込んでパーツを引き上げて純粋で洗うと皆様がご存知のクロム色に仕上がります。

仕上げ作業として細かい粒子の研磨剤でメッキ表面を丁寧に磨き最高級モーターショー用クロムメッキパーツの完成になります。

昨日に引き続き現行の自動車、バイク、トラックを純正メッキパーツを生かしながらカスタマイズして愛車を楽しむ。

本日のブログも昨日に引き続き現行の自動車、バイク、トラックにオプション装備されている純正メッキパーツを生かしながら

メッキされていないパーツに装飾クロムメッキ加工を行い見栄え良くカスタマイズについて当社のマニア様からのアドバイスの一部を個人様

と業者様にご紹介させて頂きたいと思います。

今回は、旧車では無く現行車でのカスタムのお話となります。

最近の自動車は外装の殆どが樹脂パーツを使用し、30年ほど前の旧車の様に金属パーツを使用しない様になりました。

更に、純正メッキパーツも旧車よりは現行車の方が純正メッキパーツを自動車メーカーは少なめに使用しておりアメリカンチックから

ヨーロピアンチックになっています。

例えば、現行車で言えばアメリカ車の純正部品も昔と比べるならばかなり純正メッキパーツを使用している頻度が少なくアメ車と言えども

ヨーロピアンスタイルを意識しているようにも見えます。

当社の様なアメリカンスタイル的な自動車をメインにしているのは今風では無いかも分かりませが、ところがモーターショーや展示会を

よく見ると部分的にメッキパーツを使用しています。

その理由は、高級感が塗装よりクロムメッキやカラーメッキの方が出る為と、ところどころでクロムメッキパーツを装着する事により

ボディー全体が引き締まる効果が有る為にメッキパーツを施します。

この様に時代の流れがクロムメッキパーツを少なく現行車に使用する事が現在の世界共通ステータスになっていますが、少し大人し目で

安っぽく在り来たりで個性が無いと当社のトップレベルのマニア様はおっしゃいます。

それではこのブログをご覧の業者様と個人様の中にこのマニア様と同意見と思われる方に昨日の様に例を出してイメージして頂けたらと思い

ご紹介をさせて頂きます。

ホイル、フロントリップスカート、サイドモール、マフラー開口部等これらの純正パーツをクロムメッキ加工にする事で見栄えとボディーが

引き締まる、更に高級感とオリジナリティーが追求できる事は分かって頂けたと思いますが、更にレベルアップのクロムメッキカスタマイズ

は自動車の内装部品になります。

えっ。て思われた業者様と個人様がおられると思いますがトラックのマニア様はこの事を良くご存じでポリプロピレン製ダッシュボードを

クロムメッキ加工したりインナードアハンドルは当たり前。

ドア横に付いているゴム系樹脂製グリップ、この二点を最高級モーターショー用クロムメッキ加工する事でオーナー様本人もビックリされる

と思いますがこのカスタムした自動車をパーキングやコンビニ等で駐車していると他の方から、おっっと言う感じで目が点になります。

当然、自動車のメーカーオプションでは無いのでどこでこのメッキパーツを手に入れたのかと言う感じで不思議がられます。

一度、この様なトップレベルのカスタムの仕方にご興味が有り最高級モーターショー用クロムメッキ加工を施したいと思っている

業者様と個人様、マニア様は当社、メッキ工房光沢屋にお問い合わせ下さい。