旧車のグリルをメッキ加工と現行車のグリルをメッキ加工、ご依頼が可能な場合と不可な場合を個人様と業者様にご説明をさせて頂きます。
2018年05月01日
今回のお話は、グリルをメッキ加工や再メッキ加工(リクローム)が可能か不可なのかのご説明を個人様と業者様に分かりやすく丁寧にご説
明をさせて頂きます。
グリルをメッキ加工する上で一番大切な事は、グリルの素材が何で出来ているのか?
この事が分からなければメッキ加工が出来ません。
ここで分かりやすくご説明をさせて頂く為に、旧車のグリルと現行車のグリルに分けてご説明をさせて頂きたいと思いますが
最初に旧車のグリルについてお話になりまと国産、外国産問わず、スチール製、真鍮製、亜鉛ダイカスト(アンチモニ)、アルミニウム製、
ABS樹脂、に分かれます。
それに比べ、国産、外国産問わず、現行車のグリルは樹脂製が殆どでABS樹脂、ポリプロピレン製樹脂、合成樹脂、FRP、が殆どになり
ます。
旧車グリルの素材が金属ですのでほぼ全ての物がメッキ加工や再メッキ加工(リクローム)が可能となりますが、経年劣化の状態で板金加工
や表面補修が必要になる事が御座います。
特に亜鉛ダイカスト(アンチモニ)は細かい粒子のアルミニウム製金属パテを使用した当社の上メッキ加工でのみの加工となりますので
当社の中メッキ加工(分厚いメッキ)、下メッキ加工(町のメッキ屋さんレベル)は不可となります。
尚、他の金属製グリルは中メッキ加工、下メッキ加工でのメッキ加工の選択も可能です。
その際、ランクが下がるにつれ見栄えのクオリティと錆びにくさのクオリティもお値段と共に下がります。
次に現行車のグリルにメッキ加工する場合は、旧車グリルの様に金属製では無く樹脂製が殆どの為に全てのグリルがメッキ加工可能と言う訳
では御座いません。
気を付けなければいけない素材はFRPですが、新品未使用のみメッキ加工が可能になります。
例えばFRP製グリルに塗装がされている状態や汚れが付着している状態(新車外しもこの状態に含まれます。)
後、既にアルミ蒸着メッキの様なメッキが付いているグリル、これらの二つはグリル自体を検品させて頂かなければお答えできません。
(当社、ホームページに写真添付して頂いた状態でもメッキ加工が可能か不可かのご相談は出来ません。)
それほど樹脂製グリルへのメッキ加工は簡単では無いと言えます。
当社の樹脂製グリルにメッキ加工する工程は大量生産で行われている低品質の偽物では無く最高級モーターショー用クロムメッキ加工を施し
てお客様に納品させて頂きますので、世界のどこにもこれ以上ないクオリティが手に入りますが何でもかんでも全てに適用する訳では御座い
ませんので当社に電話にてご相談して下さい。
樹脂製グリルで新品未使用で有るならば最高級モーターショー用クロムメッキ加工は可能で有る確率は大変高く96%程御座います。
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