旧車 車パーツメッキ加工でエンジン部品(アクセルスロットル部品) 新潟県の個人様
2018年09月02日
ご覧の写真はAE86のエンジン部品
アクセルスロットル部品です。
素材は全てスチール製で大きさは手のひらサイズです。
このお客様は新潟県在住で個人様なのですが
このエンジン部品以外にも
拘りが凄く、フェーエルプレッシャーレギュレター部品、
アクセルワイヤー固定部品、インジェクター固定部品、
バッテリーステー部品、ホース固定器具、
ヘッドライト枠(リトラクタヘッドライト)、
スロット連結部品等
当社にメッキ加工をご依頼して頂くエンジン部品の
お客様の中ではトップレベルに近いと言えます。
但し、この様なエンジン部品にクロムメッキ加工を
施す事は見栄えが綺麗になるメリットは御座いますが
これらの部品はメッキの中でも錆に強いクロメートや
ユニクロ、亜鉛メッキ等を施しています。
エンジン部品には、外装部品と違い綺麗さを求めるよりも
耐熱や腐食のし難さをメーカー様は求めます。
クロムメッキ加工は錆びにくさにおいては
上記で述べましたメッキ加工が望ましいです。
モーターショーやカスタムカーの展示会においては
この様なエンジン部品にクロムメッキ加工を施す事により
他社への差別化を図る事は御座いますが
普段使用する自動車にはあまりお勧めはいたしません。
しかしながら、どうしてもこの様なエンジン部品(精密部品)を
クロムメッキ加工によって付加価値を付けたいと言う
お客様には極力加工をお受けさせて頂いております。
但し、写真に貼り付けさせて頂いたアクセルスロットル部品等の
各部品を組み立てた物に関しましては
電気メッキ加工の物理的要因から、内部までメッキが入らないと言う
理由と部品を磨く事が困難な事からクロムメッキ加工を
施すメリットが御座いません。
再メッキ加工(リクローム)を行う場合は
錆に強い亜鉛メッキ加工、ユニクロメッキ加工、クロメート加工を
施す事をご提案させて頂きます。
万が一、どうしても小さくて各部品を組み立てたエンジン部品に
クロムメッキ加工を見栄えのクオリティを完全に追求したいと
お考えの個人様と業者様は、全ての部品を解体し更に小さな各部品の
状態でクロムメッキ加工を施す事をお勧めいたします。
クロムメッキ完成後、お客様が組み立てると言う工程でしたら
この様な手のひらサイズで入り組みが激しい部品にも
しっかり内部までクロムメッキが入ります。
エンジンを組み立てる事が出来る業者様はこの様な作業が
加工か分かりませんが、個人様では難しいのではと思われますが・・・
やはり、人がしていない部品にクロムメッキ加工を施すには
大変難しい事も御座いますので
一度、個人様は特に車屋さんとご相談された上で
メッキ加工の依頼をされる事が望ましいと言えます。
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