車パーツメッキ加工でPP樹脂製ステアリングカバーとABS樹脂製シフトカバーに最高級モーターショー用クロムメッキ (富山県の個人様)
2018年09月03日
今日の商品は、トヨタ現行車の内装ステアリングカバーと
シフトカバーに最高級モーターショー用クロムメッキ加工を
施すお話をさせて頂きます。
上記の写真をご覧の様にこれらの部品は
トヨタ現行車の新品未使用品で
内装のポリプロピレン樹脂ステアリングカバー2点と
ABS製シフトカバーです。
この3点は全てにアップ写真の様に表面がザラザラになっており
滑り止めになっています。
通常、金属部品や樹脂部品の表面がザラザラしている状態に
メッキ加工を施したとしても鏡の様な綺麗な表面は
出来ません。
方法としてはこのザラザラした表面をツルツルになる様に
2000番手以上磨くか、パテの様な物で表面を平らに
整えるかの2つしか御座いません。
当社の最高級モーターショー用クロムメッキ加工は
この2つの内パテで表面を平らにする加工方法を
用います。
そのメリットは研磨作業で樹脂を削るとクロムメッキ完成後
にパーツを見てみるとデラデラした波打っている様に
見えてしまいますが、パテで表面を肉盛りし平らにして
クロムメッキ加工完成後は完全に顔が綺麗に写り込む
大変綺麗な部品に仕上がります。
このパテはアルミニウム製金属パテになります。
要するに、樹脂表面を金属にしてしまい
その金属をバフ研磨作業により表面を整える事を
するのです。
その上で、メッキ用サフェーサー、プライマーを使い
表面補修する事により
更に綺麗にする事にする事が出来ます。
しかし、今回の3点部品の中で、厄介な事が御座います。
それはシフトカバーなのですがそのアップ写真を
目を凝らして見てみると枠部分はザラザラした表面で
その内側は塗装とメッキのラインが縦にあります。
これ実は、1つの部品では無く2つの部品で出来ています。
枠の中に違う部品をボンドか何かでくっ付けている様なのです。
当社のクロムメッキ加工は別名最高級モーターショー用クロムメッキ加工です。
その所以は、様々な樹脂も金属製品と同じように電気メッキ加工を
施しクロムメッキ加工の中で1番の見栄えと1番長持ちを追求出来る
方法を使用している、だから最高級なのです。
しかしながら、1つの部品の中にボンドや両面テープを使用し
加工している部品は表だって1つの部品であっても
電気をするとボンドや両面テープが絶縁になってしまい
綺麗なクロムメッキ部品が出来ないデメリットが
御座います。
この様な部品の場合、各々の部品に分けなければいけません。
はたして、このシフトカバーが枠と内側の部品と分ける事が
物理的に可能なのか調べなくてはいけません。
当社は、純正メッキパーツが無い部品に
純正メッキよりも何倍も高品質のメッキ加工を
施す事が可能ですが電気の流れの物理的要因から
クオリティを追求出来ない部品も
残念ながら御座います。
カテゴリ:ブログ