ブログ

旧車 車パーツメッキ加工でエンジン部品(アクセルスロットル部品) 新潟県の個人様

ご覧の写真はAE86のエンジン部品

アクセルスロットル部品です。

素材は全てスチール製で大きさは手のひらサイズです。

このお客様は新潟県在住で個人様なのですが

このエンジン部品以外にも

拘りが凄く、フェーエルプレッシャーレギュレター部品、

アクセルワイヤー固定部品、インジェクター固定部品、

バッテリーステー部品、ホース固定器具、

ヘッドライト枠(リトラクタヘッドライト)、

スロット連結部品等

当社にメッキ加工をご依頼して頂くエンジン部品の

お客様の中ではトップレベルに近いと言えます。

但し、この様なエンジン部品にクロムメッキ加工を

施す事は見栄えが綺麗になるメリットは御座いますが

これらの部品はメッキの中でも錆に強いクロメートや

ユニクロ、亜鉛メッキ等を施しています。

エンジン部品には、外装部品と違い綺麗さを求めるよりも

耐熱や腐食のし難さをメーカー様は求めます。

クロムメッキ加工は錆びにくさにおいては

上記で述べましたメッキ加工が望ましいです。

モーターショーやカスタムカーの展示会においては

この様なエンジン部品にクロムメッキ加工を施す事により

他社への差別化を図る事は御座いますが

普段使用する自動車にはあまりお勧めはいたしません。

しかしながら、どうしてもこの様なエンジン部品(精密部品)を

クロムメッキ加工によって付加価値を付けたいと言う

お客様には極力加工をお受けさせて頂いております。

但し、写真に貼り付けさせて頂いたアクセルスロットル部品等の

各部品を組み立てた物に関しましては

電気メッキ加工の物理的要因から、内部までメッキが入らないと言う

理由と部品を磨く事が困難な事からクロムメッキ加工を

施すメリットが御座いません。

再メッキ加工(リクローム)を行う場合は

錆に強い亜鉛メッキ加工、ユニクロメッキ加工、クロメート加工を

施す事をご提案させて頂きます。

万が一、どうしても小さくて各部品を組み立てたエンジン部品に

クロムメッキ加工を見栄えのクオリティを完全に追求したいと

お考えの個人様と業者様は、全ての部品を解体し更に小さな各部品の

状態でクロムメッキ加工を施す事をお勧めいたします。

クロムメッキ完成後、お客様が組み立てると言う工程でしたら

この様な手のひらサイズで入り組みが激しい部品にも

しっかり内部までクロムメッキが入ります。

エンジンを組み立てる事が出来る業者様はこの様な作業が

加工か分かりませんが、個人様では難しいのではと思われますが・・・

やはり、人がしていない部品にクロムメッキ加工を施すには

大変難しい事も御座いますので

一度、個人様は特に車屋さんとご相談された上で

メッキ加工の依頼をされる事が望ましいと言えます。

車パーツ(内装のゴム部品)メッキ加工 トラックパーツ(内装のゴム部品)メッキ加工の加工方法

今日のお話は、自動車の内装に使用させている樹脂部品や

トラックの内装に使用されている樹脂部品に

最高級モーターショー用クロムメッキを施す加工方法を

ご紹介させて頂きたいとます。

上記に写真を貼り付けさせて頂いているのは

トラック用内装部品です。

自動車も同じ素材の内装部品をを使用さてております。

例えば、メーターパネル付近の樹脂部品や

コンソール部品、ドアを開けた時の足が滑らない様に

する樹脂部品(写真に貼り付けている)

トラックのドアのゴム製手すり等

様々な内装用樹脂部品が御座います。

最高級モーターショー用クロムメッキ加工を施す上で

一番重要なのは、各部品の素材が何で出来ているのかが

大変重要になります。

それと、自動車メーカー、トラックメーカーの純正パーツで

新品未使用品等なのか?

それとも旧車で新品未使用品でメーカー在庫が無い為の

加工されたい部品が経年劣化樹脂なのか?

これらの事は内装樹脂部品、外装樹脂部品問わず大変重要な事になります。

当社の最高級モーターショー用クロムメッキ加工は

様々な、樹脂部品に分厚い金属皮膜加工を施し

樹脂を完全に金属化させる方法を用いております。

そのメリットは見栄えのクオリティがメーカー様純正のスチール製

メッキバンパー(電気メッキによる)以上

長持ちするクオリティが様々な加工方法の中で

一番長持ちする加工方法になります。

ですので、メッキ塗装や銀鏡メッキの様な見栄えが大変悪く

長持ちしない様な事は御座いません。

それでは、最高級モーターショー用クロムメッキ加工で行う

内装樹脂部品をご紹介させて頂きます。

殆どの内装樹脂部品の表面はツルツルでは御座いません。

その理由は、滑りにくさを内装部品は追求されており

我々の業界用語ではシボと言われるザラザラした状態

(サメ肌みたいな状態)になっております。

このサメ肌が有る状態でメッキ加工を施してしまうと

上記写真の仕上がりの様に鏡の様な顔が映る仕上がりには

絶対になりません。

その為に、当社はサメ肌をアルミニウム製金属パテ等で

凹凸を完全に無くしてしまいます。

その上にメッキ用サフェーサー、プライマー処理し

メッキ加工を施したい部分を表面補修致します。

ここが最大のポイントです。

更に、乾式メッキ加工の様なアルミニウム箔を真空の中で

蒸着させるのでは無く

プライマー処理された表面に無電解メッキ加工や導電塗料等を

使い通電する様に加工致します。

次にスチール製メッキバンパーの工程と同じ様に

銅メッキ加工、ニッケルメッキ加工、クロムメッキ加工のメッキ槽に

入れて金属皮膜を得る事になる訳です。

長文になる為に説明を省きましたがバフ研磨作業を銅メッキ加工後

行いピンホールを埋めます。

最高級モーターショー用クロムメッキ加工の

大まかなご説明でもお分かりの様に

大変な手間を掛けて写真の様な樹脂部品に

一番綺麗で一番長持ちするメッキ加工を

施しているのです。

ですので大量生産は不可能で一点一点職人が

加工しておりますので

お店で売られる程、数が出来ません。

その為に、お客様が住まれている町で同じ自動車部品やバイク部品、

トラック部品の最高級モーターショー用クロムメッキパーツを

見る事はまず無いと言って良いと言えます。

見る事が有るならば全国を走り回るアートトラックか

モーターショーや展示会位です。

当社のお客様はその充実感は大変気持ちが良いとおっしゃいます。