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バイクパーツメッキ加工で全体的に凸凹の腐食痕があるエキゾーストパイプに板金加工後再メッキ加工

上のエキゾーストパイプのビフォーは

約40日前のブログに

貼り付けさせて頂いた物です。

このエキゾーストパイプは3本有り

1本のエキゾーストパイプの腐食痕はマシで

残りの2本の内側がご覧の様な

凸凹の腐食痕になっていました。

当社にご依頼頂いたスチール製

エキゾーストパイプの再メッキ加工

(リクローム)の中でもこれだけの凸凹状の

腐食痕はトップレベルに酷い状態です。

この様な凸凹状の腐食痕の場合に

再メッキ加工(リクローム)を施す方法は

当社のメッキランクである上メッキ加工か

中ランクの分厚いメッキ加工に板金加工を行うかの

2種類になりますが上メッキ加工の場合、

細かな粒子のアルミニウム製金属パテと

樹脂パテの混合物を凸凹表面に肉盛りし

表面補修を施す事は出来ますが、

この場合、エキゾーストパイプ本来バイクに

装着して高温になるとこれらの表面補修が

浮いて来たり腫れが生じたりいたします。

この様なデメリットがエキゾーストパイプの様な

パーツには御座いますので、

どうしても当社の中ランクである厚メッキ加工と

板金加工で作業しなければいけません。

ですので高温の熱がかかる部品で腐食痕がある場合は

必ず厚メッキ加工と板金加工を選択しなければいけません。

今回のエキゾーストパイプは内側の腐食がパイプ内部まで

錆が貫通していなかった為に板金加工によって見栄えが

甦ったと言えると思います。

当然、シアンによる剥離作業も錆全てを溶かして

パイプが貫通しない様に注意してる事も見栄えに

影響していますし、バフ職人の技術も御座います。

後、メッキ職人による治具をどうエキゾーストパイプに

付けたら全体的に万遍なく銅メッキ、ニッケルメッキ

クロムメッキが電気の力で付き綺麗になるか。

この4工程全てがそれぞれの違うジャンルの

職人によってこの様に新品の様な

エキゾーストパイプに仕上がったと言えます。

クロムメッキ加工や再メッキ加工(リクローム)を

施し新品の様な仕上がりを皆さんお望みだと

思いますのでその為にもパーツに点錆びが出たら

再メッキ加工(リクローム)する位の感覚で

ご依頼して頂ければ板金加工や必要以上の

バフ研磨作業をしなくても済みますので

トータルの加工賃がお安くなる上に

納期も早くなります。

自動車やバイク、トラックの純正パーツは

メーカー在庫約10年程で無くなる事が多いようですので

パーツがそれまでに経年劣化した場合はメーカー在庫を

調べて購入。

メーカー在庫が無い場合は当社の様な再メッキ加工

(リクローム)専門業者に依頼される事がお勧めです。

バイクパーツメッキ加工でアルミニウム小物部品 個人様

上の写真は社外品のアルミニウム製品

を厚メッキ加工を施した状態です。

1か月前に厚メッキ加工を施す前の写真を

ブログに貼り付けていますので

宜しければ見て下さい。

このパーツは純正部品では無くて外品で

表面は経年劣化している様でした。

上の写真の出来上がりは3度漬けで

ニッケルが分厚くなっています。

このパーツの上部はメッキで

デラデラ感が満載になっています。

側面には少しだけピンホールが残っていますが、

これ以上厚メッキ加工で施工し直すと

アルミニウム表面が溶けて見栄えが悪くなりますので

これが限界です。これでもバッチリだと思いますが

この様な外品で経年劣化している

アルミニウム製パーツを取って付けたような

新品以上の仕上がりにするならば当社のメッキランク

上メッキ加工を選択しなければいけません。

この施工方法は経年劣化したアルミニウム製部品や

亜鉛ダイカストの腐食が酷いパーツにも対応可能です。

度々、当社のブログでご説明をさせて頂いておりますが

素材表面が板金加工などによっても物理的に綺麗にならない

様な場合、細かい粒子のアルミニウム製金属パテと

樹脂パテを混ぜた物で素材表面を覆い隠す方法により

見える表面は新品になると言う考え方の施工方法です。

この方法は画期的な方法で一流の板金職人が

綺麗に表面の生地を補修出来なくとも

新品の表面に作り替える事が可能な訳ですから・・・

但し、旧車のバンパー等の場合、

例えば事故などでスチールクロムメッキバンパーが

歪んでしまったりすると直ちにこの

表面補修を施す事が出来ず、

板金職人が歪の修正を出来る限り施した上で

上メッキ加工を施さなければいけません。

こうなると加工賃がかなりお高くなります。

一番、厄介なのが旧車のバンパーに歪みが

生じてしまった場合の再メッキ加工

(リクローム)が手間が掛ります。

今回のお客様は経年劣化している外品の

アルミニウム製パーツとは言え肉厚が

しっかりして歪みや深い傷も御座いませんので

上メッキ加工を施す事なく厚メッキ加工で

十分なクオリティが得られる事から

厚メッキ加工を選択して頂きました。

バイクパーツで言いますとステップパーツの小物や

アルミニウム製カバー類やスチール製

スポークやニップルに対しても

深い傷や歪みがパーツに無い限り

当社のメッキランクである厚メッキ加工

(中ランク)で十分なクオリティが

お客様にご提供できると考えております。

何れにしましてもクロムメッキ加工されたいパーツを

当社までご発送して頂いて丁寧に検品させて頂いた上で

当社のメッキランクの3段階どれが

お客様にとって良いかをご提案させて頂きます。