バイクパーツメッキ加工で旧車のリアステーに補助部品を溶接した物に再メッキ加工
2018年10月22日
このバイクリアステーに取り付け用の
部品が写真をご覧の様に溶接されています。
今回、このバイク用リアステーに
再メッキ加工(リクローム)依頼して頂いたのは
福岡県の業者様です。
素材はスチールでクロムメッキがかかっていますが
錆などの腐食や腐食痕はあまり見られませんでした。
この業者様のご希望は溶接痕やその取り付け部品に
クロムメッキがのる様にと言うご希望です。
この様な純正クロムメッキ部品に補助などの
部品を溶接されて再メッキ加工(リクローム)を
ご希望されるお客様は御座います。
この様なお仕事の場合は難しさは無いのですが
業者様が部品を溶接される技術、
綺麗さがクロムメッキ加工完成後の
見栄えのクオリティに直結致します。
この業者様は綺麗に溶接されておりますので
ご要望通りクロムメッキ加工完成時は
大変綺麗な見栄えになります。
例えて言うのであれば純正リアステー
クロムメッキ製パーツに仕上がります。
溶接されるのが個人様の場合は
溶接個所の凸凹が出来る限り平らになる様に
するとバフ研磨作業の際にバフ面が溶接個所に
しっかりと当たりその磨きにより輝くを得た
クロムメッキ部品になります。
もう一つ大切なことが御座いますが
取り付けする部品の素材自体の肉厚には
気を付けなければいけません。
せめてアングル位の厚みが無ければ
バフで磨いた際に曲がってしまったりし
破損してしまう様な事も考えられます。
当然、バフ研磨職人もこの様な肉厚が
無い部品の場合にはあまりバフを肉厚が
薄い箇所や溶接があまい箇所には当てなかったり、
当てたとしても慎重に軽く
当てる程度の研磨作業を致しますが、
その様な作業の場合クロムメッキ完成後、
その箇所はきっちちと磨いた個所と先程の
軽く磨いた個所の見栄えが変わってくる事が
想定されるのでよっぽどの理由が無い限り
素材の肉厚はしっかりした物を溶接して下さい。
因みに、当社は部品に対しての板金加工や
部品の表面が板金加工が出来ないほどの
錆びが全体に広がっている様な場合に
表面補修と言う作業は行っていますが
部品に補助バーを溶接する事は
行っていない為にそれなりの
溶接専門業者様による加工で無ければ
クロムメッキ加工や再メッキ加工
(リクローム)をお受けさせて頂く事が
出来ない場合も御座います。
例えば旧車のバンパー裏面に有る
装着用ステーが経年劣化によって
外れていたりする場合はお客様のご依頼として
ノンクレームにて外れた装着用ステーを
当社で溶接させて頂く事は可能です。
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