車メッキ加工でケンメリのリアバンパーをリクロームする 千葉県の業者様
2018年11月01日
本日のお話は旧車ケンメリの
リアバンパー再メッキ加工
(リクローム)のご説明になります。
このバンパーのご依頼主様は
初めての業者様ですがこのケンメリを
預けておられるオーナー様より
当社指定して頂いた大変光栄なご依頼です。
ですので当社のホームページに掲載している
このブログをご覧になられていると思います。
今日、お預かりさせて頂いたケンメリの
リアバンパーに対する再メッキ加工
(リクローム)の方法と当社の
メッキランクの両方をオーナー様に
分かりやすくご説明を
させて頂きたいと思います。
ご発送頂いた業者様にはご説明をさせて
頂いたのですが上の写真添付を
ご覧になられます様にリアバンパー表面の
錆は全体的にプツプツとした感じが
全体的に広がりクロムメッキの光沢が
ご覧の様になっております。
リアバンパー裏面は錆が全体的に有り
一番キツイ錆はコーナー部分になります。
今までのケンメリリアバンパーを
再メッキ加工(リクローム)させて頂いた
経験から申しますと当社のメッキランク
中メッキ加工(分厚いメッキ)で
一定の見栄えのクオリティが
出るのではと考えられます。
このリアバンパーの腐食状態から
申しますと中メッキ加工(分厚いメッキ)
+板金加工が必要な確率は
40セント位だと思います。
結局の所リアバンパーに付いている
メッキを完全に剥離しなければ板金が
必要か必要で無いかは分かりませんが・・・
上メッキ加工を行わなければ
綺麗にならない程経年劣化は
していない様に思います。
お客様にとってコストを考えると
当社のメッキランク中メッキ加工
(分厚いメッキ)とメッキを完全剥離して
バフ研磨作業でも消えない腐食痕が出た場合
(お客様に板金加工をされるかどうかのご連絡)で
板金加工が一番良い選択だと判断させて頂きました。
但し、上メッキ加工の様に中メッキ加工
(分厚いメッキ)の場合は生地に
メッキ用サフェーサー及びプライマー処理を
行っていませんので錆びにくさの
クオリティを最大限に追求されるのであれば
上メッキ加工の選択も有りになりますが・・・
中メッキ加工(分厚いメッキ)の加工方法は
バンパー表面に付いているメッキ
(銅メッキ、ニッケルメッキ、クロムメッキ)と
錆をシアンにより完全に溶かしてしまいます。
次にバフ研磨作業を行いますが
板金加工が必要で無い場合は420番研磨
(顔がはっきりと写り込む)レベルまで磨きます。
そして銅メッキ加工を行い研磨素地の
ピンホールを埋める為にもう一度バフ研磨し
その時に削れた銅の粉を利用し
ピンホールに埋めていきます。
そしてもう一度銅メッキ加工続いて
ニッケルメッキを分厚く
最後にクロムメッキ加工を施し
仕上げに細かい粒子の研磨剤で
クロムメッキ表面を丁寧に磨いて完成になります。
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