車パーツメッキ加工でスパーキャリーの純正グリルとバンパー(一体型)を業者様からご依頼
2018年11月10日
上の写真はスズキスーパーキャリー
(Kトラック)の純正グリルと
バンパー、一体型のパーツです。
撮影時は検品前でメーカー純正
梱包せれておりましたので新品未使用品で
有る事が分かりますので梱包を解かないで
裏面が元々、この様に見える状態なので
この様な感じで写しました。
素材はポリプロピレン製樹脂(PP)で
出来ており自動車やトラックでは無い様な
グリルとバンパーが一体となっています。
この一体型から大きさも思っている以上に
大きく幅はコーナーの丸みを帯びている端の
部分から逆のコーナー端まで測ると
1770ミリを超えていました。
約1800ミリとなるとそこそこの
大きさの自動車の幅と変わりません。
しかもグリルと一体型ですので高さも
結構御座いまして大型トラックのグリルに
近い高さが御座いました。このグリルと
バンパーの一体型パーツは純正で
購入しても白色の塗装付きな様で
塗装剥離作業からのスタートとなります。
クロムメッキ加工で綺麗にしたい表面の
シボと言うザラザラした肌になっていましので
このザラザラ肌を消すための表面補修作業を
行ったうえでクロムメッキ加工を致します。
塗装剥離後に純水で表面、裏面の入り組んだ
箇所にも塗料のごみ等が残っていたり
しないように徹底的に洗い流します。
この時に塗料が付着していると
クロムメッキ加工完成時にその箇所だけ
メッキがのっていない状態で
仕上がってしまします。
パーツの細部まで綺麗に汚れが落ちたら
パーツの水分がなくなる様に乾燥させ
もう一度パーツに汚れなどが
付着していないかを検品しない状態が
再度確認出来たら
いよいよ表面のザラザラ肌であるシボと
呼ばれる状態から表面が
ツルツルになる作業を致します。
専用のパテで綺麗にしたい表面の端から
端まで丁寧にパテ盛り致します。
この時にシボが見えなくなる程度に
生地の厚みを増していきます。
そしてメッキ用サフェーサー及び
プライマー処理を行う事によりその生地を
整えてプライマー処理された表面に
通電効果が出る様に無電解メッキや
導電塗料を使用します。
この状態はスチールバンパーを再メッキする
工程で言いますとバフ研磨作業で
420番手で表面が綺麗に
なっている状態と一緒です。
次にプラチナ製治具をパーツ裏面に
はんだ付けをする事により電気を
流せるように致します。
そして銅メッキ加工によって
同金属皮膜が出来、その銅金属皮膜を
バフ研磨作業を行う事により削れた
銅の粉を表面に有るピンホールに
入れて行き更に生地表面を綺麗に致します。
そしてもう一度銅メッキ加工で銅金属皮膜を
得て次にニッケルメッキ加工を分厚めに
次にクロムメッキ加工
最後に仕上げ作業で完成です。
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