前処理が重要!一般的なメッキ加工の工程を紹介
2019年06月20日
メッキ加工をより美しく、より高品質に仕上げる為に重要なのが前処理工程と後仕上げ工程です。前処理と後仕上げの技術の良し悪しが、メッキ加工のクオリティーを大きく左右します。金属別で異なる!キレイなメッキ加工の為に必要な前処理工程。ハイクオリティーなメッキに仕上げる為に大切な工程が「前処理工程」です。前処理工程の基本は「予備脱脂」ー「酸浸脱脂」ー「電解脱脂」-「酸活性」ですが、金属の種類によって前処理工程が変わる場合もあります。低炭素銅・高炭素銅・鋳物(アンチモニ)の場合は「予備脱脂ー酸浸脱脂ー電解脱脂ー酸活性」で前処理が行われます。ステンレス銅では「脱脂ー脱スケールー電解脱脂ー酸活性ーウッド浴を使用したストライクニッケルメッキ」となり、銅・黄銅・快削黄銅では「予備脱脂ー酸浸脱脂ーエッチングー酸活性ー触媒活性」となります。ニッケル合金は「予備脱脂ー酸浸脱脂ー脱スマットー酸活性」、アルミニウム合金は「酸浸脱脂ーエッチングースマット除去ー亜鉛置換」となります。キレイを保つ、メッキ加工後の後仕上げ工程メッキ加工後に素材をより高品質にする為の工程に「バフ研磨(メッキ研磨)」があります。バフ研磨を行う事で、素材の表面を更に磨き上げ最高の状態にもっていく事ができます。バフ研磨はどんな金属でも可能です。バフは布製の物、革製の物、ゴム製の物等様々あります。研磨剤をバフに塗り、バフを高速回転させ基材に当てて研磨していきます。このバフ研磨はいわゆる職人技がものを言います。バフ研磨を行うスタッフは微妙なさじ加減で細かい傷を修正し、よりピカピカで光沢のあるものに仕上げていきます。メッキ加工後の素材をより滑らかにしたい、より光沢を出したい時は後仕上げとしてのバフ研磨を依頼しましょう。職人技が光る!美しいメッキ加工をするにはプロの技術で。メッキの前処理工程であれ、後仕上げ工程であれ、しっかりとした知識とスキルが無ければ素材を最善の状態にもっていく事が出来ません。それを可能とするのは導入されている高性能な機材だけでなく、スタッフの腕と職人技です。とりわけバフ研磨の様に繊細な作業の場合、それだけ職人の技量が品質の良し悪しに関わってきます。その為、本格的なメッキ加工を依頼する際は「職人技を持つプロのメッキ加工業者」に依頼するのがベストと言えるでしょう。当店は大阪に御座いますが日本全国どこでもご相談を受け付けておりますのでお気軽にご連絡下さい!職人技が光るプロのメッキ加工をお求めなら光沢屋にご相談下さい!
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