古い部品にメッキ加工を施したい場合の注意点
2019年06月14日
本日のブログは古い部品に装飾クロムメッキ加工を施したい時に注意すべき点をお話しさせて頂きます。その一つの例として上の写真は過去当社が加工をお受けさせて頂いた旧車トラックの希少価値テラヴィの写真です。ご覧の様にトラックにドアが装着させているのでこの様に車両工場でドアをキャブから外して貰わなくてはいけません。次に2枚目の写真を見ればお分かりになられると思いますがアウタードアハンドルや鍵穴付属品等はご覧の様に取り外ししなければいけません。このドアの裏面には普通自動車と同じように樹脂製インナードアパネル、インナーハンドル、ロックボタン、ドアガラス、電気配線等、様々なドアに付属部品が装着されております。これらの部品が装着されていると装飾クロムメッキ加工を施す事は不可能で有る為に必ず付属品などは外して頂いた上で、当社にご発送して頂く事が加工の条件となります。今回は分かりやすくドアを例にしましたが他の部品も同じです。特に自動車やトラック、バイク等の部品には付属部品が装着されている事は珍しくありません。他にも自動車のグリルやバンパーに装着されている傷防止の樹脂製ガード、ライトのリフレクター内部のソケット部品等。装飾クロムメッキ加工を施したい部品特に金属製部品に塗装やメッキがかかっている場合は、当社で剥離作業を施す事が出来ますが部品に装着されている付属部品を取り除く作業は基本しておりません。これにはしっかりとした理由が御座いまして付属部品を外す際に部品を傷つけてしまったり破損させたり、または紛失させる事もあるかもしれないと言う点にあります。お客様第一に考えますと当然この事が望ましいと当社は考えております。お手数をお掛けしますが皆様のご協力お願致します。
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