旧車バイクのバネ部品類を再メッキ加工
2019年08月02日
この部品は全て希少価値の高い旧車バイクの足回り部品です。バネ、小さな小物部品、バネを受け止める筒状の部品で、ご覧の様に経年劣化による錆と汚れで特にバネには当時何のメッキがかかっていたのか分からない様な見栄えになっています。今回のご依頼主様はバイクの専門業者様ですがバネは元々何のメッキかが分かりませんとおっしゃっていました。これらの部品が元々何のメッキが施されていたかと言うと、筒状の部品は装飾クロムメッキ加工を施していました。残りの大きなバネと小物部品は全てユニクロメッキが施されていました。バネの両端には少しでは有りますがユニクロが残っているのが確認が取れます。業者様には丁寧に各部品の再メッキをご提案させて頂いて加工を受けさせて頂きました。筒状部品には弊社のメッキランクの中メッキ加工(分厚いメッキ)、小物部品と大きなバネは磨ける部分はバフ研磨有りでユニクロメッキ加工になります。これらの部品でもお客様によっては全て装飾クロムメッキ加工を施す場合も珍しくはありません。しかしながらこの大きなバネの場合は経年劣化が酷く錆が表面だけでは無く間と内側がご覧の様な状態だと、当然バフは表面だけ当たる状態ですのでこの様な物は間と内側の見栄えは綺麗にはなりません。少しましになる方法はブラストで磨く方法が御座います。その分コストも掛ってしまいますが・・・。弊社はお客様にとって一番良い加工の選択をご提案させて頂いております。バイク、自動車、トラック、自転車等の場合、旧車や希少価値車の部品はメーカー在庫が無い事が多いですので弊社の様な自動車部品に特化している専門工場でメッキ加工を施す事をお勧めさせて頂いておりますが、5、6年しか経っていない自動車やバイク、トラックの部品はメーカー在庫が有りますので、それらを購入する方がお客様にとってコストパフォーマンスも良く、パーツが直ぐに手に入るメリットがあります。例えばメーカー純正メッキパーツ程度のクオリティで満足してらっしゃる方は是非純正部品を購入される事が望ましいです。弊社にメッキ加工をご依頼されるお客様には損はさせたくありません。ですのでまず、お客様がお考えになられている部品がメーカー在庫が有るのか無いのかを問い合わせされてからご発送される事が一番良い選択だと思います。このご説明で分かりにくいお客様はお気軽に弊社にお問い合わせして下さい。丁寧にご説明をさせて頂きます。
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