メッキ加工で樹脂製デュトロフェンダー、ステップを綺麗に
2019年09月11日
メッキ加工で今回は日野自動車販売株式会社のデュトロ部品の依頼についてご説明をさせて頂きます。上の商品は全て新品未使用品でご覧の様に未開封状態です。一番上の写真はフェンダーパーツで長さが1260ミリです。素材はPP(ポリプロピレン)製樹脂で表面にはシボ(サメ肌)があります。その下の写真はステップパーツで足をのせる為、強度を高める為にかなり分厚く作られています。これらのパーツにクロムメッキ加工を施しているメーカー純正のオプション品が無く、愛車のドレスアップに対して拘りを持たれておりますので最高級モーターショー用クロムメッキ加工に特化した弊社にご依頼頂きました。これらのパーツに限らず昔メーカーオプションがあったパーツも大手メーカー各社共にクロムメッキパーツを製作しておらず限られたパーツのみオプション品として手に入れる事が出来る程度になっています。デュトロの様にトラックに対してのクロムメッキ製品は普通自動車よりも高品質が求められます。その理由は年中毎日休む事無く稼動しています。それが10年以上は続きます。その為に飛び石や汚れ、雨風、海辺などの塩水、凍結防止剤、塩化カリウムなど過酷な状態で走行するわけですから当然クロムメッキの強度が必要で有る事はお分かりになられると思います。そうなると市販されている様な大量生産品などでは見栄えのクオリティと長持ちするクオリティ、両方を求める事は出来ません。それだは両方のクオリティを追求できるクロムメッキ方法はと・・・純正のクロムメッキパーツよりも少し高くなりますが弊社の最高級モーターショー用クロムメッキ加工を愛車の部品に施す事により先程ご説明させて頂きました見栄えのクオリティと長持ちするクオリティ両方が手に入ります。その加工方法はパーツが新品未使用品で有れば概ね加工可能で、しかも通常クロムメッキ加工が出来ない素材例えば今回の様なPP製品(ポリプロピレン製樹脂)表面にザラザラしたサメ肌状態にも下地修正する事によりクロムメッキ加工完成後に完全にシボが無い状態でピカピカの鏡状態。まるで大型トラックのクロムメッキスチールバンパーと同じようになります。その加工はどの様に行っているのかその表面補修とは。その答えは細かな粒子のアルミニウム製金属パテでパーツ表面を覆い隠す事にあります。そうすれば表面にシボも無くなります。加工不可な樹脂はFRP製品に塗装が施されている様な状態では出来ませんが。それ以外の物で有れば加工可になる事が多いです。
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