メッキ加工依頼で自動車用グリルをお受けさせて頂く条件
2019年10月14日
メッキ加工のご依頼でバンパーに続きグリルのご相談はその次に多いです。今回は自動車用グリル(旧車、現行車)、トラック用グリル(旧車、現行車)に対して加工をお受けさせて頂く条件のご説明をさせて頂きます。最初に旧車(希少価値車)のグリルにクロムメッキ加工をお受けさせて頂く条件のお話しからさせて頂きますが、一番長いグリルでも2000ミリを超える物は、まず御座いませんので大きさでは問題御座いません。但し、旧車のグリルにはスチールの素材と真鍮素材、アンチモニ素材、樹脂素材が御座います。金属素材の場合はクロムメッキ加工をお受けさせて頂く事は可能ですが、樹脂素材の場合は現品グリルを検品してからの判断になります。金属も樹脂も経年劣化はしますが、素材の強さが全く違う為にメッキ加工やリクロームを施す為の薬品に対して素材が耐えれるかどうかかが加工をお受けさせて頂く生命線になります。そう言った意味で経年劣化樹脂に対して金属製グリルよりも加工が難しいと言えます。お受けできる結果は経年劣化樹脂グリルに対して薬品耐性が有るか無いかを検査する必要性がある為に弊社にご発送してからの是非になります。現行自動車用グリルの素材は樹脂素材が多いです。愛車のグリルを取り外してクロムメッキ加工を施すよりは、新品未使用品が手に入るので有ればそのグリルに対して加工依頼される事が望ましいと言えます。加工賃で言いますと新品未使用品グリルよりも経年劣化グリルの方が割高になります。続いてトラック用グリルのご説明ですが素材はスチールか樹脂かです。旧車トラックの多くはスチール製グリルが多く、現行トラックの殆どが樹脂製グリルです。長さの限界値は2350ミリで例えて言えばトレーラーヘッド(トラクター)のシャッターグリルがクロムメッキ加工やリクロームの限界値です。トラック用金属製グリルは全て加工をお受けさせて頂く事が出来ます。自動車同様に樹脂グリルに対しては経年劣化の場合は薬品に耐性が有るかを見なければ是非が分かりません。特にFRP製グリルの場合、気を付けなければいけないのは新品未使用品で尚且つ、表面に塗装が施してあったり汚れが付着している状態は加工不可になります。例えて言えば大手トラックメーカー製造のFRP製品の仕上がりが可能条件になりますので外品メーカー様の製品の仕上がりも場合は加工賃が割高になります。続いて旧車自動車、旧車トラックの金属製グリルが事故などにより凹みや深い傷が有る場合の加工条件のお話をさせて頂きます。弊社の金属製バンパーに対しての加工方法と同様に最先端の技術が御座いますので新品未使用品の仕上がりになります。この事が弊社の特化した加工技術です。
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