アルミポリッシュタペットカバーとアルミ装飾クロムメッキ加工の見栄えと長持ちさの違いを教えさせて頂きます
2019年12月19日
写真下部は1か月ほど前にブログに張り付けさせて頂いたシボレーアルミニウム製ポリッシュウ掛けしたタペットカバーをお客様がご購入された後で光沢を増したいと言う事で弊社にご依頼いただいて完成したのが上の写真となります。これらの写真はタペットカバー周辺に白色の包装材が写り込んでいるので写真2枚共にあまり綺麗に写ってはいませんがアメリカのタペットカバー製作会社に見栄えのクオリティと弊社の中メッキ加工(厚メッキ仕上げ)共に綺麗に仕上がっております。その上でどちらが光沢感が有るのか?そしてその光沢感はどちらが長持ちするのかを皆様に詳しくご説明させて頂きたいと思います。何でもそうですがメリットとデメリットが御座いますが加工賃の事から申しますと弊社の上メッキ加工(最高級モーターショー用クロムメッキ仕上げ)が工程上大変に手間が掛かるのでお高くなります。その次に鏡面ポリッシュ仕上げ上ランクになります。次に中メッキ加工(分厚いメッキ仕上げ)と鏡面ポリッシュ仕上げ中ランクが同等程度の工賃となります。これらの差は物の状態とも比例するので完全に上記の内容とは限りません。次に納期ですが弊社の各工場の混み具合にもよりますがやはり加工賃が高い方が納期も掛かります。どのランクに於いても剥離作業は必須である為に付属部品が付いてある物でタペットカバー(それ以外の物も)に違う素材、例えばスチールなどはこの時に化学反応をおこして溶けてしまいますので気を付けなければいけません。それでは光沢感の違いについてですが写真添付をご覧いただけたらお分かりになられると思いますが銀色に近いのがやはり装飾クロムメッキ加工と言えます。しかしアルミニウムもご覧の様に磨けばその金属独特の光沢感が得られます。この銀色の光沢感と金属を磨き込んだ独特の光沢感は人によって好みが分かれます。次にそれぞれの光沢感はどちらが長持ちするかですがこの答えは間違いなく装飾クロムメッキ加工です。その理由は鏡面ポリッシュの場合はその金属は裸の状態ですので水やほこり、熱などで光沢感が次第に薄れてきます。考えとしては光沢感が薄れたら再度鏡面ポリッシュ加工を施せば綺麗に蘇らせる事が出来ます。ここで注意すべき点はあまり長い間腐食さえてしまうと巣穴が大きくなり綺麗さに期待が持てない仕上がりになるとこです。続いて装飾クロムメッキ仕上げの方ですが当然、銅メッキ加工、ニッケルメッキ加工、クロムメッキ加工、各分厚く仕上げていますので裸の生地に強度が高い服を何重にも着ているイメージです。
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