メッキ加工パーツ分解しなければこの様な綺麗な質感にはなりません。
2020年02月05日
自動車やトラックの部品にはこの様に何パーツかの部品が組み合わさって出来ている物が多く存在致しますがアウタードアハンドルはその点綴的な物の一つです。装飾クロムメッキ加工を施した経験がおありなら知ってらっしゃるでしょうが、組み合わさっている部品には加工出来ません。バンパー等は大体1パーツで出来ているので全く加工上問題御座いませんが1パーツが数点の部品で組み立てている様な物は必ず分解した上でメッキ加工を施さなくてはいけません。その理由は上の写真の様に入り組んだ部分にメッキがかからない為に見栄えのクオリティが下がり為にこの様に分解してから加工を施さなければいけません。部品によってはレストア専門業者様で分解を依頼しなければ加工出来ない物も多く存在致します。レイズホイルの様な物もその一つです。個人様では脱着は出来ません。弊社は簡単な物は分解できますが専門道具や特別な知識がいる様な部品に対しては分解できない為に、お客様がメッキ加工を施したい部品を弊社にご発送して頂く前に各パーツに分解して頂く事が望ましく、もし弊社にご発送頂いたとしても代理店様に工賃をお払いして分解してメッキ加工完成品を再度組み立ててもらう様なスタイルになります。その為に加工賃と脱着工賃が発生してしまいます。個人様で分解できない物をご紹介させて頂きますがトラック用ドアです。新品未使用品の場合はインナー及びアウターパーツが装着されておりませんので全く問題無く加工出来ますが使用されている状態だとドア両面に樹脂パネルやガラス、配線等全て外さなくてはいけません。この作業は専門業者様でなくれば無理な作業です。代表的な部品でライト内部のリフレクター部品です。皆様がご承知の様にリフレクターとはライト内部反射板の事ですが通常10数年程度で車検時に必要な光量が出ず、新品未使用品を購入するか、若しくは再メッキ加工を施さなければいけませんがその時に行わなければいけない作業がリフレクターに装着されている電飾パーツやガラス周り部品、ステー等、これは状態によっては個人様でも分解できますが失敗しると破損して台無しになる事も御座います。このパーツも出来れば専門業者様で分解して完成後組み立ててもらうのが良いと言えます。以外にバイクパーツは個人様で分解されて弊社に送って下さる方が多いのように感じます。やはり自動車部品とトラック部品は意外に専門業者様に脱着をお願いする事が多いと言えるでしょう。
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