傷がついてしまったホイルキャップを再メッキ加工
2020年09月24日
業者様から旧車日産カルフォルニア純正ホイルキャップが
自動車事故により傷と凹みが出来てしまったので、
表面補修を施した後、
分厚くクロムメッキ加工を施してもらいたいと言うご相談です。
当然、新品未使用品の仕上がりでご提供させて頂きますが、
本来であるならば純正品が購入できるのであれば
その選択肢の方がお客様にとっては良いです。
(コストパフォーマンス)
しかし旧車のパーツで新品を購入できるのはベンツ
(以外にベンツは本国で旧車の新品純正品をお安く購入できます。)
などのごく一部の自動車です。
そうなるとこの様に修繕した上で
レストアするしか方法が御座いません。
今回の案件は傷と凹みは差ほど深くは無いのですが
全体的に浅い物が沢山有る様な状態です。
この様な場合にはまず板金職人とバフ職人に検品してもらいます。
そうする事でお客様に加工賃のご負担を
最小限でご提供できる事に繋がります。
(バフで磨いて浅い傷が消えれば板金加工賃はかからない。)
もう一つは銅メッキやニッケル仕上げの時に通常より分厚目に
ドブ漬けする事で傷が浅い箇所等は消える事もあるからです。
特にパーツに対する板金で同じ状態の物は絶対に御座いません。
手間暇かけて各専門分野職人の技術を結集する事で
最高品質のパーツへと蘇ります。
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