業者様が下地処理した状態でのメッキ加工

今回のお話は弊社とお取引頂いている業者様が

パーツの表面処理を行って頂いた上で

メッキ漬けだけをご希望される場合について

お答えさせて頂こうと思います。

この様なご依頼はお客様にとってかなりの危険性を伴う為に

特定のお取引業者様しかお受けしておりません。

なぜならば高出力専用バフ研磨機を使用していない為に

素材表面のピンホールや巣穴が十分に取り除けていないので

完成時に於いて見栄えのクオリティが追求出来ないのです。

そしてこの様な状態でドブ漬けしたパーツを

バイクや自動車、トラック等に装着しても

直ぐに錆びたり致します。

磨けたように見えてもよく目を凝らして見てみると

針で刺した様な物が沢山見えます。

これが錆や見栄えの悪さの元凶の一つとなります。

お取引業者様で綺麗な下地処理を施されるのは

同業者のクロムメッキ加工工場様です。

同業者なので添え付け高出力専用バフ研磨機を

持ってらっしゃるので気持ち良くメッキ加工を

お受けさせて頂いています。

それではなぜ同業工場からご依頼が弊社に来るのか?

それはバンパーやグリルなどの2000ミリを超える様な

大型パーツがメッキ槽に入らないので

弊社の大型メッキ槽を借りてと言う意味合いです。

確かにお客様で下地処理を施して頂きますと

加工賃は当然お安くなりますが

上記の様なデメリットが付きまとう事になります。

出来る限り全ての加工処理を弊社に丸投げして

頂く事が望ましいと言えます。