下地の研磨技術について
2020年10月07日
皆様からご依頼頂きましたご依頼品の表面に
付着している塗料や様々なメッキ及び錆を
完全剥離してから高出力のバフ研磨機械を
使用して熟練職人が表面を磨いていきます。
この下地作業はメッキの種類や工場によって
違います。
光沢屋などのモーター関連の装飾クロムメッキ加工は
どれだけ部材表面を綺麗にして(顔が写る様な仕上がり)
電気メッキを仕掛けていくか。
この一連の流れが最も大切と言えます。
下地をどれだけ綺麗に研磨出来るか、
弊社はメッキをかける為の専用治具や槽にも
拘っておりますが下地を綺麗にする為の
道具に最も拘っております。
例えばバンパー等の平らで長い物専用研磨道具
入り組みが激しく奇抜なデザインのホイルには
それに見合った専用の機械
よく目にするグリルで格子状タイプには
ベルトタイプの磨き道具
しかもバフの番手は180番手以下は使用しない
※仕上がり時に磨き痕が出ない為。
番手を少しずつ上げて行き最終は鏡面仕上げ
錆びた部品や塗料が付いた物たいして
最高品質の展示品になる様な完成品を目指して
1つ1つのお客様からお預かりさせて頂いた
ご依頼品に命を吹き込む思いで作業を
施させ頂いております。
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