アルミニウムメッキ部品の経年劣化とは?
2020年10月15日
モーター関連で素材がアルミニウムに
クロムメッキが施されている部品の
代表的なバイクジェネレーターや
ポイントカバーやアウターチューブ、
ホイールなど多岐にわたります。
これらの部品も年月とともに腐食していきます。
アルミニウムはスチールとは違った
錆び方をするのを皆様はご存知でしょうか?
それは手入れの仕方にもよりますが
通常アルミニウムはスチールよりも錆の速度が
遅く腐食の初期には光沢が失われ
次第に表面に粉の様な物が表れてきます。
そして表面にザラザラした物が表れます。
クロムメッキが表面にのっている場合には、
この時点でメッキが剥がれだし
リクロームを施しても腐食痕が残る事が
あるレベルにあたります。
スチールの錆の様な茶黒っぽい
突き出た錆が出れば再メッキを施しても
綺麗に蘇る事が可能ですが、
アルミニウムの場合には表面がこの様に
腐食すると通常の電気による
装飾クロムメッキを施しても
綺麗になる事は無いと言えます。
答えはアルミニウム表面のクロムに光沢が
失われてきた時がリクロームの時期と
言う事を覚えておいて下さい。
※特にアジアやアメリカの
クロムメッキ部品の多くには
モーター関連部品に絶対必要な下地の
銅メッキを施していない事が原因で
上記の説明通りに施しても
新品未使用品の様な仕上がりにならない場合も
御座います。
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