何故多くのリフレクターには乾式メッキを採用しているのか?
2020年10月28日
モーター関連部品の多くに採用されている
メッキパーツには電着と電気を使用しない
方法の2種類が存在しますが、
特にライト内部のリフレクターには
後者の施工方法を採用している事が殆どです。
当然、それには意味がある訳ですが
第一にコストが良い。
第二に車検時における光量が丁度良い。
第三にリフレクター内部にまで
しっかりとメッキがのる。
(リフレクター自体の形状は物のよって
様々であるが基本形状はお椀型でその内部に
対してメッキを施さなくてはいけない。)
第四にリフレクターに対しての量産に適している。
これらがこのパーツに対しての
乾式メッキ施工方法のメリットです。
当然、反対にデメリットも存在します。
その代表たる物は完成後に指が触れたり
布で拭いたりするとメッキ面に傷が付いたり
薄くなったりする。
場合によれば生地が見えてしまう事もある。
そしてこのパーツが樹脂製の場合、
金属物の様にリクロームを何回も出来ない事。
希少価値車の場合には数十年間自動車を車検に
通さなくてはいけないのでリフレクターメッキに
手慣れた工場に依頼する事が望ましい。
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