ジェネレーターやタペットカバーなどの内部について
2020年10月10日
たまにお客様から聞かれるのがバイクの
ジェネレーター、ポイント、自動車の
タペットカバーにクロムメッキを施したら
内側内部に付着しているメッキが油などで
剥がれてエンジンに回って大変な状態に
ならないでしょうか?この様な質問です。
たまに町のメッキ屋さんでこの様なパーツに
加工を施している物を拝見させて頂いた事が
御座いますが確かにカバー内部のメッキが既に
剥がれている事が御座います。
この様な状態の場合、装着後に油と混ざり
剥がれてフィルターに付着してしまう事が
あるかも分かりません。
但し、モーター関連に特化した工場での作業の
場合にはカバー内部にも少なからずメッキが
のっていますが剥がれる事は御座いません。
当然、フィルターにそれらが詰まる事は無いのです。
これらの素材の殆どがアルミニウム製ダイカストで
出来ており例えるならば旧車L型タペット内部に
スチール板が張り付けているのですが
この様な場合はそれが溶けてしまう厄介な事が
おこってしまうリスクがあります。
私たちが検品時に一番気にするのが
同一素材では無い部品に対してはかなり神経質になります。
と言う事でこの答えは同一素材のカバーであれば
気にする事は無いと言えます。
カテゴリ:ブログ