ステンレス部品の経年劣化とは?
2020年10月16日
比較的モーター関連部分に対して
ステンレスを使用している事は
滅多に無い様ですがしいて言えば
旧車のモールに使用している場合があります。
日産グロリアなんかはその点綴的例で
モールにステンレス430部材を
採用しております。
この部材は台所用品に広く採用されており
錆に比較的強い性質があります。
この素材に磁石を近づけると
スチールと同じように反応します。
そして304部材よりも
安価である事が魅力です。
さてこの部材の経年劣化の話ですが
手入れをしなければ点錆が出てきます。
この様な軽度な錆ならば市販の研磨剤で
磨けば綺麗に蘇りますが、
酷い錆の場合には研磨剤で磨いても
腐食痕が残ってしまいます。
そうなると板金加工等で表面補修を
施さななくてはなりません。
船舶や食品、医薬品の製造工場などの
機械で使用する様な316部材は
錆に強く値段が高価な素材の一つです。
これらステンレス部材の表面に
光沢をだす方法はクロムメッキ仕上げと
鏡面ポリッシュ仕上げの2種類があります。
後者の場合には光沢は
長持ちしにくいデメリットがあります。
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