銅部品の経年劣化とは?
2020年10月18日
モーター関連の外装部品で
銅製の物は極めて少なく
旧車の一部分だけであると言って
良いと思います。
例えば当時の外国産高級車の
鍵シリンダーなど・・・
この素材は10円玉と同じで新しい時点では
ピカっと光を反射させますが直ぐに酸化して
曇りますがスチールの様な腐食の
仕方にはなりません。
錆特有の茶黒色した凸が出たりもしませんし
アルミウムの腐食の様に内部がえぐれた様な
穴も現れません。
そう言う意味では見栄えに於いては
腐食に強いと言えます。
装飾クロムメッキ加工の下地で使用する
銅メッキである訳ですから
メッキをするに至っては相性が良いと言えます。
銅素材を使用する物の多くは邸宅や高級店舗、
高級ブランド店舗などの内装で使用される事が多く
付加価値を高める様な物に利用されます。
比重、重さで言うと銅はスチールやステンレス、
アルミニウムよりも重くモーター関連部品などの
軽量化が問われる様なパーツには採用しにくい。
しかしながら銅を鏡面ポリッシュ加工すると
凄く綺麗な光沢が得られます。
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