再メッキ加工で一番難しい素材は?

世の中には様々な素材があり

用途によってモーター関連会社様は

部品を製作せれます。

そのパーツに対して塗装やクロムメッキを

施して更に希少価値を高めます。

そのパーツも年月が経つと劣化して

見栄えの悪い部品へと変化します。

(経年劣化)

素材にもよりますが10年ほどで

その様になりますがその時点で

新品があれば取りかえるだけで済むのですが

もし無いのであれば再塗装やリクロームを

施してレストアしなければいけません。

その場合塗装などは容易に加工出来ますが

素材によってはクロムメッキが

容易でない場合もあります。

その素材とは亜鉛ダイカストと言う物です。

因みに通称アンチモニとも言います。

この素材にクロムメッキが付いている場合

剥離すると表面が溶けてボロボロになります。

この部分を板金やバフ研磨を施しても

この痕は全く消えません。

(因みにこの痕を消える位に磨いた場合

部品の形状が変わってしまいます。)

例えばこの状態で再メッキを施したとしても

見栄えがかなり悪く場合によってはメッキが

剥がれやすくなる始末です。

これでは加工を施す意味合いが全くありません。

通常のメッキ方法では綺麗に蘇りません。

その様な場合には表面補修と言う方法を用いて

新品素材に作り替えます。

そうする事によりクロムメッキ加工を

施すと当時の新品未使用品でしかも腐食しない

希少価値がある最高品質のパーツへと

誕生する事が出来ます。

もう一つの再メッキ加工が

難しい素材はマグネシウムです。