剥離しないで板金加工したバンパーは再メッキするとどうなってしまうのか?
2020年11月03日
旧車などのクロムメッキスチールバンパー表面に
酷い錆や事故などの凹み傷がある場合。
旧車などを専門にレストアする業者様は剥離をせずに
板金したい表面をサンダーなどで
削ってから板金加工をする。
そしてメッキ工場に依頼する。
この様な業者様は大変に多いのですが、
この状態でリクロームを施すとどうなるのか?
その答えは損をするだけ!!メリット無し
せっかく施した板金箇所が薬剤に反応して溶けてしまう。
皆さん、驚きませんか?何故?
再メッキ加工とは部品に付着しているメッキを剥離して
新たで綺麗なメッキでその部品を電着により覆い隠す事。
この方法の鉄則です。
この工程を必ず行うのですがこの時点で板金箇所まで
溶けてしまいます。
そしてサンダーで表面を削っている為にその痕が消えない。
以上の2点からメリットが全く無い。
要するに一切板金などを行わないで工場に全て任せる事。
これが最善のリクロームです。
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