海外製と国内製との再メッキ加工の差について
2020年11月25日
今回は海外製のリフレクターと国内製リフレクター
との品質及び再メッキ加工の工賃や
手間の差についてお話させて頂きます。
上の写真アップはドイツメーカー製リフレクターで
素材はABS、メッキの種類はアルミ蒸着仕上げで
トップコートありです。
この部品は10数年経過しており一部表面はメッキが無くなり
地肌が出てしまっており車検に通らない状態になっております。
新品未使用品は存在せずリクローム以外方法は御座いません。
注意すべき点は国産リフレクターには再メッキしやすく
海外製には加工しづらいデメリットがあります。
その理由は、素材とアンダーコート、アルミの下地に有ります。
剥離が困難で弊社などで使用する剥がすと素材自体がひび割れたり
割れてしまい表面補修で綺麗にしなければいけない事になります。
この場合、当然国産品より余分な手間がかかる訳ですから
加工賃にも影響致しますし納期も長引く事になります。
まだまだ日本品質は高いのが現状です。
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