塗装 メッキに於ける素材表面生地について

塗装やメッキ加工を施すにあたって

材質は非常に大切な条件の1つですが

それよりも大切なのが表面がどの様な状態に

あるのかが最も大切であると言っても過言では

ありません。

特に金属は新品であったとしてもピンホールや

巣穴が存在します。

(材質によりそれは異なります)

ましてや部品の経年劣化または水分、

傷などにより錆が表面に表れている様な場合には

それらを酸やアルカリ、シアンなどで錆を溶かしたり

バフやポリッシュで磨いたり削ったりしながら

腐食していない生地を出していきます。

塗装の場合には素材表面にプライマー処理を施しますが

腐食している表面が酷い場合にはサンダーなどで

荒削りをしてからプライマーし塗料を吹き付ける事も出来る為

メッキよりも短期間で仕上がるメリットがあります。

上記の腐食具合より更に酷い場合には弊社で行っている

表面補修と言う特殊な工程を行います。

これは画期的な方法で板金加工が出来ない位

更に酷い状態の素材であったり完全に新品未使用品の

仕上がりをご希望される場合にはこの方法を用います。