通称ダルマセリカのバンパー再メッキ加工の注意点
2020年12月21日
久しぶりのブログです。
ご近所さんの希少価値車を取り扱う
専門業者様からダルマセリカフロントバンパーに対して
板金加工を施した後に厚メッキ加工を
施して欲しいと言うご依頼です。
この車種のバンパーはフロント、
リア共に独特な形状をしており
旧車の多くの様にフェンダにまで伸びている様な物では無く
真正面で平たい様な形をしております。
バフ研磨がしやすい形状をしているのですが
裏面の左右に大きな板状のステーが溶接されているのも
特徴の一つです。
今回のバンパーはこのステーが溶接されている表面に
比較的大きな凹みと錆による貫通穴が約5センチ程
開いています。
見栄えで言うと裏面にステーが見える感じになっています。
お客様のご希望で板金加工必須なので
ステーを取り外してから穴部分には鉄板を溶接して
表面から真鍮ろう付けする方法を用いなければいけません。
ステーを外すと言う事は板金加工として
大がかりな作業と言えます。
この様な難しく手間がかかる作業には
熟練した板金技術が必要になります。
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