個人様や業者様からメッキ加工依頼して頂く部品の腐食(錆)状態
2018年10月02日
当社のお客様には自動車販売店様、
バイク販売店様、トラック販売店
下請けの車両屋さんだけでは無く
店舗の内装や外装をせれている業者様
新製品を展示される為にお問い合わせ下さる
メーカー様、様々な業者様からのメッキ加工や
再メッキ加工(リクローム)に対するご相談を頂きます。
また、個人様に於いても究極な綺麗さを追求されている
マニア様からメッキの表面が今より少し
綺麗になれば良いと言うお客様、
ここでは書けない位のジャンルの業者様や個人様それぞれの
見栄えのクオリティと錆びにくさのクオリティを当社に
お求めになるお考えのお客様、。
そこで今回のブログは各素材の腐食について
書かせて頂こうと思います。
その理由は業者様、個人様問わずその部品を今よりも
綺麗にしたいとお考えのお客様が
基本当社にお問い合わせ下さるので・・・
その素材に腐食が無ければ無い程に加工賃が
お安くなる上に納期も早くなる。
金属部品の経年劣化の場合、
よっぽど素材の生地が薄く形状が不安定で腐食による
貫通穴が大きすぎる様な事が無い限り、
当社のメッキランク上メッキ加工
(表面補修を伴うメッキ加工)で新品で尚且つ
今までよりも比べ物にならない位腐食しにくく出来ます。
しかし樹脂に於いての経年劣化はそう簡単にはいきません。
この事から考えると如何にその大切な部品が
加工不可になる前に当社の様な専門工場に
依頼できるかが大切になります。
腐食とは物を酸化したり薬品により溶けたり
錆びたり腐ったりする事ですが、
まずはスチール部品で加工不可になる前に
メッキ加工や表面補修で新品に戻る限界値を
ご説明させて頂きます。
この事は上記でご説明させて頂いた通り素材が
ボンデ板の様に薄く腐食による大きい貫通穴が
至る所にあるこの状態まで腐食が進行すると
加工不可になる確率が大変大きくなります。
アルミニウム部品の場合はスチール部品よりも
酸化による腐食が遅い為に部品表面に貫通穴が出る程
酷くなる事が少ないのでメッキ加工によって
新品に戻す事が可能です。(ただし上メッキ加工のみ)
真鍮部品は元々この素材は腐食に大変強く
まず加工が不可になる事は考えにくいです。
ステンレス部品は合金ですので316や304は
腐食に強いですがスチールを多く含んでいる430は
腐食が早いのでスチール同様に考えなくてはいけません。
腐食が進行しているならば早めにメッキ加工や
再メッキ加工(リクローム)の依頼をするべきだと思います。
(スチールとステンレス430の場合)
樹脂部品はそれぞれの素材関係なしで早ければ
早いほどメッキ加工や再メッキ加工(リクローム)
依頼する事が良いと考えます。
カテゴリ:ブログ