バイクパーツメッキ加工でユニクロ部品 塗装付き部品 錆びた部品 くすんだクロムメッキ部品を綺麗にする
2018年11月11日
上の写真は旧車バイクのパーツになります。
業者様からのご相談でこれらの
パーツ全てをクロムメッキ加工で
仕上げたいとのご要望です。
細かな部品が多いですがユニクロメッキの
部品や塗装がかかっっている部品
クロムメッキがかかっている部品
いずれも経年劣化していますので
各部品それぞれ錆びています。
その殆どの部品がスチール製品です。
その内2つの部品にだけ
ブラッククロムメッキ加工ご希望で
かなり拘ってらっしゃる印象です。
ユニクロメッキ加工から
クロムメッキ加工を施したり
くすんだクロムメッキ部品を再メッキ加工
(リクローム)を施したり、経年劣化により
腐食して錆が出た部品を板金加工によって
新品部品の様に綺麗にする。
様々なお客様のご要望にお答えさせて
頂いておりますが
今回はブラッククロムメッキ加工の
工程とクロムメッキ加工よりも
繊細で部品の形状や素材の腐食により
見栄えのクオリティが下がってしまう
恐れが非常に高いと言うご説明を
個人様と業者様に分かりやすく
ご説明をさせて頂きたいと思います。
各金属部品にはブラックメッキは加工です。
その素材が経年劣化による錆が出ていたり
塗装が施されていたりユニクロメッキが
施されていたりしたとしても大丈夫です。
部品を剥離し、バフ研磨作業又は最高の
クオリティをお望みの場合は
鏡面ポリッシュ後にメッキ加工する。
部品表面の生地を綺麗にした後に
銅メッキ加工で部品表面に銅の
金属皮膜を得てもう一度バフ研磨作業を
行う事によりピンホールを削れた銅の粉で
埋めて更に部品表面を綺麗にした上で
もう一度銅メッキ加工を施し
ニッケルメッキ加工を行います。
ここまでは当社のメッキランク
中メッキ加工(分厚いメッキ)です。
次に行うのがブラックメッキの
メッキ槽に漬け込みます。
当然、ニッケルメッキを施した部品を
プラチナ製治具を付けてつけますが
厄介なのは初めにご説明させて頂きました
形状が歪な物や奥行きが有る物
そして腐食痕が残っていたりピンホールが
残っている場合はブラックメッキの前に
ニッケルメッキを施した時の色がもろに
その部位に出てしまう為に
綺麗なブラックメッキの中に少し
黄ばんだクロムメッキの点や色合いが
変わってしまうデメリットが
発生してしまう事が有る点です。
ブラックメッキ加工の可能サイズは
中クラスのパーツでも対応可能ですが
これらの事によりクロムメッキ加工よりも
見栄えのデメリットが有る為に
限られた形状や素材自体が
傷んでいない部品のみの対応となります。
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