バンパーメッキ加工依頼の条件
2019年10月13日
メッキ加工のご依頼で旧車自動車で多い部品はやはり経年劣化バンパーです。弊社はこの様な希少価値が高い自動車のバンパーを綺麗にしてお客様にご満足して頂く事に特化しております。全体的な自信を持っております。そこでバンパーを新品の様に綺麗に甦る上に錆びにくいクロムメッキ加工をご提供させて頂く為には条件が御座います。今回は弊社でバンパー再メッキ加工及び板金加工を必要とする様な状態の物がどれだけ不具合があっても加工をお受けできるかのお話しをさせて頂きます。国産、外国産の旧車バンパーは、ほぼ全てに近い割合でスチールを使用しています。自動車の最高峰ロールス・ロイスもスチールを使用してクロムメッキ加工を施しています。旧車に於いてはアメリカ車のバンパーが一番横に長いと思いますが弊社のメッキランク中メッキ加工(分厚いメッキ)と上メッキ加工(最高級モーターショー用クロムメッキ仕上げ)の長さを最大値は2300ミリです。この長さは大型トラックバンパーの長さがこの2300ミリですのでアメリカ産旧車の長いバンパーと言えどもこの長さよりは小さいと思いますのでバンパーの長さでは問題が御座いません。次にバンパーの形状ですが特にアメリカ産バンパーは独特な形状をしている事が珍しく御座いません。例えて言うならば旧車キャデラックバンパーはフロント部分が奥ばっている様な形状です。純正クロムメッキバンパーでもその奥ばっている個所にクロムメッキが薄い状態であったりクロムの下地のニッケルが見えていたりする為に少し黄ばみが生じている事が多いです。この様なキャデラックバンパーに対しても再メッキ加工をお受けさせて頂く事は可能です。次に経年劣化が酷い状態のバンパーや事故などで凹みが出来てしまっている、又は歪んでしまっているバンパーに対しても新品の様な仕上がりでお客様にご提供出来ます。バンパー再メッキ加工(リクローム)で一番難しいとされるのがバンパーのスチールの肉厚が薄い物、そして経年劣化が酷い状態の物、事故で大きくバンパーが歪んでいる物。この3点が重なるバンパーは特に新品の様な仕上がりが困難とされております。しかし弊社の技術ではこの3点が重なってしまっている状態のバンパーに於いてもお客様がビックリして頂く様な新品かと感じて頂ける様な仕上がりになる方法が御座いますので全く心配は御座いません。この3点が重なった時には、まず凹みが有る箇所を熟練板金職人が形状修正を施します。例えばバンパー裏面の取り付けステーが溶接で固定されているとします。この取り付けステー表面のバンパーが凹んでいたとします。その場合は一度、ステーを取り外して形状修正を施してからステーを元の位置に溶接致します。そしてメッキ用のアルミニウム製金属パテでバンパー表面を新品の様に生地を甦らせます。次にプライマー処理を施す事により更に綺麗なバンパー表面を作り上げます。この状態までを下地修正と言います。弊社はこの下地修正に特化しておりますのでバンパーの生地が悪く、しかも事故などで凹みが有る状態でも綺麗にバンパーを復活させる事が可能なのです。
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