インパラデッキパネルの発送方法は?
2020年10月22日
モーター関連部品のご依頼で
特に取り扱いが難しいのは
インパラデッキパネルの様な
生地が薄く元から歪があり、
素材がアルミニウム物です。
理由は旧車トラックスチール製
シャッターグリルの薄さとほぼ同じなのですが
金属の強度がかなり落ちると言う事と
4か所のライト穴から外側に向けて
製作上の歪みがあるので少し力を入れただけで
ひびや割れが生じてしまう事がその理由です。
我々加工を行う側から言わせれば
なぜ、この様に弱い素材でこの様な生地の薄さで
製作したのかが理解に苦しむところです。
当然、バフ研磨機で表面を力いっぱいに
磨いてしまえばパネルがボコボコになります。
メッキ加工に於いては素材表面を丁寧に
鏡面仕上げしてから銅、ニッケル、クロム、
電解メッキを施す事こそが肝です。
満足にバフレース出来ない状態では見栄えの
優れたクロムメッキ部品は出来ません。
これらのご説明でインパラデッキパネルの様な
アルミの薄い部品に対して加工を施す事は
かなり慎重にしなければいけない事が
お分かりになられたと思います。
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