FRP製ライト枠クロムメッキ加工前
2017年10月09日
古いタイプのトラック用FRP製ライト枠です。
ライト枠は新品で塗装が付いていない状態です。
FRP製品にメッキ加工をしたい時は塗装やメッキ調等が
付着していたり汚れていたりするとメッキ加工は不可になります。
理由はFRP製品は他の素材と違ってピンホールや巣穴が沢山あり
その穴に塗装や汚れが入ってしまうと剥離剤を使っても取り除く事が
物理的に出来ないので不可となる。
強引にメッキ加工すると見るも無残な位、ブツブツがいっぱいです。
こんな状態だとメッキ加工しなければ良かったと思います。
この条件は当社のモーターショー用のメッキ加工も、メーカーさんの蒸着メッキも
スパッタリングも一緒です。どの工法も完全に剥離が出来なければ不可です。
ご興味がある方は覚えといて下さいね。
写真に映っているライト枠のお客様はモーターショーのクオリティでメッキ加工する様に
依頼して頂きました。まずライト枠を脱脂し、FRPの表面を綺麗にします。
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