日本最大手モニュメント製作会社ヤマトマネキン様のメッキ加工依頼
2019年06月04日
上の商品はモニュメント製作会社日本最大手のヤマトマネキン様からお預かりしている頭部のモニュメントです。他のパーツもお預かりしておりますが人間が椅子に座っている様な形状で右腕、左腕、上半身、右足と下半身がくっ付いているパーツ、左足パーツと先程の頭部で計5パーツからなるモニュメントです。ヤマトマネキン様は当社のお取引先で主にマネキンパーツにクロムメッキ加工を施すご依頼を頂いております。他にモニュメント製作会社様からのご相談も頂いておりますが、その殆どの素材がFRPで製作されています。通常、この様なFRP製作されたモニュメントの仕上げは塗装を施す事が大半なのですが(例えばUSJやディズニーランド)、そのモニュメントに更に高級感を出す為に付加価値を付けて欲しいと言うご依頼が御座います。そこで今回はFRP製作されたパーツクロムメッキ加工を施したい場合に製作される前に覚えておいた方が良い情報をご紹介させて頂きたいと思います。上の写真はご覧の様に白ゲル製作されています。新品では御座いません。アップ写真を見て頂くとお分かりになられますでしょうか?巣穴とクラックが見えます。FRP素材表面がザラザラしている感じ。これら製作する塗装用モニュメントの場合はこれで大丈夫なのですが、残念ながらクロムメッキ加工用モニュメントとなるとこのままでは加工出来ません。気を付けなければいけないのはゲルコート製作する時にクラックやバリ、巣穴は極力無い様にしなければいけません。その為にも綺麗にゲルコートで仕上げた上でFRP表面にプライマー処理を施すなどして巣穴、クラックに表面補修を施さなければなりません。この作業はFRP製作会社なら加工が可能です。その仕上がりのイメージはまるで白色の塗装が綺麗にムラが無く施されている感じに似ています。そしてそのプライマー処理した表面を極力汚れない様に梱包してご発送して頂く、この事柄が大事になります。もう一つはFRP製作されたパーツの多くには内部を空洞化する事が多いのですが、空洞が無い方が加工上良いです。もしモニュメントパーツ内部に加工上、空洞が出来てる場合は完成後ドリルで空洞に貫通させなければいけません。大きく分けてこれら2点の注意事項を守られて製作される事がクロムメッキ加工を施すにあたって望ましい事になります。この文章を読んで分からないモニュメント製作会社様はお気軽にお問い合わせ下さい。
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