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バイクメッキ加工(マフラーヒートガード)で錆で穴が開く一歩手前でメッキ加工を施す 個人様

このパーツは60日程前にブログに

貼り付けさせて頂いたビフォー、アフターです。

お客様のご希望で当社のメッキランク

中メッキ加工(分厚いメッキ)で

メッキ加工させて頂きました。

ご興味御座いましたら

9月21日の当社のホームページをご覧下さい。

このバイクも結構希少価値が高い物です。

このマフラーヒートガードはスチール製で

肉厚が薄く、ボンデ板程度、

しかも写真のビフォーの様に錆が酷く

錆の部分を指で押さえると穴が開きそうな感じです。

この様な場合は一部分にキツイ腐食痕が有る場合は

板金加工でその部分を補修する事は可能ですが

パーツ全体にこの様な腐食痕が広まっている

場合は、当社のメッキランク上メッキ加工

最高級モーターショー用クロムメッキ加工で

なければこのパーツは新品の様になりません。

板金加工は真鍮を溶かした物を腐食痕に流し込む

事ですが、その物の温度はご想像通り

大変に熱く周りの腐食痕が酷ければ

その熱により周りも溶けて行く事になります。

結局、穴が広がっていくだけ板金加工を

施さない方が良いと言う事です。

その説明の為にも、今回この写真を使用し

皆様に当社のメッキランクの上メッキ加工の利点

中メッキ加工の利点と弱点

下メッキ加工の利点と弱点を分かって頂きたく

ご説明させて頂きます。

お客様のご予算が有るのならば

この様な腐食が酷い場合、

所謂板金加工さえ出来ない位パーツが

酷い状態である時は絶対に

上メッキ加工を施すべきです。

上メッキ加工とは、

板金加工と言う概念が無い加工方法です。

通常メッキ加工における板金加工とは

先程もご説明をさせて頂きました様に

真鍮や半田などを溶かして、

その溶かした物で肉盛りしたい部分に

流し込み形を整えて元に

近い状態に戻すと言う概念です。

かたや上メッキ加工の概念は

板金加工の代わりに細かな粒子の

アルミニウム製金属パテと樹脂パテの混合物を

綺麗にメッキ加工を施したい面全体に覆い隠し、

錆びにくい様にメッキ用サフェーサー、

プライマー処理を施し

表面を補修すると言う概念です。

簡単なご説明でしたが何となく

業者様もマニア様もご想像が

出来たのではと思います。

もう一つ言うのならば、

旧車で使用されている素材で亜鉛ダイカスト

(アンチモニ)製部品を再メッキ加工を施し

新品の様に綺麗にする方法は当社の

メッキランク上メッキ加工

(最高級モーターショー用クロムメッキ)で

なければ物理的に綺麗にはなりません。

この加工方法こそが板金加工で手の施しようが

無い部品に施す為の加工方法でもあります。

自動車のエンジン内部にある不凍液用パイプ部品にメッキ加工 個人様と業者様

上の写真添付部品は日産純正でエンジン内部に

装着されている不凍液用パイプ部品です。

先日にご紹介させて頂いたリピーター様で

ラジエーター部品を鏡面ポリッシュ加工を

施すご依頼を頂いた自動車に

クロムメッキ加工を施し装着致します。

この不凍液用パイプ部品の素材はスチール製で

純正自体の表面には錆に強いユニクロメッキが

施されております。

この不凍液用パイプ部品にクロムメッキ加工を

施すご依頼は業者様からのご依頼がたまに

有る程度です。

ボンネットを開けた時にチラッと見える程度で

タペットカバーの様にメインで見える場所には

装着されていません。

それでは自動車のボンネット内部に装着されている

不凍液用スチール製パイプにクロムメッキ加工を施す

工程を業者様と個人様にご紹介させて頂きます。

これら3点の不凍液用パイプ表面に付いている

錆とめのユニクロを完全剥離致します。

内部にも錆とめが掛っていますので

この時には当然パイプ内部も剥離する事になります。

その為に内部はスチールの生地が酸化しやすく

錆が出てしまいます。

しかしこのパイプには不凍液が流れるので

流れている以上、錆が出ないと想定されます。

ですのでクロムメッキ加工を施して内部が

酸化しやすくなったとしても問題が無く

これらの事からエンジン回りでの不具合は

御座いません。

今回の加工ランクは見栄え重視と言う

リピーター様からのご要望でしたので

当社のメッキランク、中メッキ加工

(分厚いメッキ)でクロムメッキ加工させて頂きます。

剥離完成後にバフとサンドブラスト作業により

不凍液用スチール製パイプ表面を磨きます。

特にこの3点部品の中で2本が一つになっている

部品のパイプとパイプの間が狭く

バフが当たらないので

サンドブラスト処理を丁寧に仕上げます。

素材がアルミニウムの場合は

鏡面ポリッシュ加工の方が

この形状の場合は見栄えが良くなります。

次に行う作業は素材表面に元々ある

ピンホールを埋める作業になります。

銅メッキの槽にプラチナ製治具を部品に装着し

漬け込んで電気を流します。

この通電効果によりスチール製パイプ表面に

銅の金属皮膜が得る事が出来

その状態になるとパイプを銅メッキ槽から引き上げて

再度、バフ研磨作業によりパイプ表面に付いた

銅の金属皮膜がバフにより削れた銅の粉を

利用しピンホールに埋めていきます。

しかしバフが当たらない個所には

ピンホールを埋める作業が出来きません。

そして2回目の銅メッキ加工で

ピンホール埋めが出来た状態で同金属皮膜を得て

ニッケルメッキを分厚めに

クロムのメッキ槽に漬け込んで分厚く致します。

クロムのメッキ槽から引き上げて完成品になります。

自動車部品の純正ボンネットステーにメッキ加工 個人様

皆様の愛車にも付いている

ボンネットステーです。

ボンネットを開け持ち上げてボンネットが

閉まらない様にする為のあのステーの事です。

素材自体はスチールですが

ボンネットステーには3個所にゴムや

樹脂が付いています。

このままクロムメッキ加工を施すと

その工程で使用する薬品によりゴムや樹脂が変色

もしくは溶けてしまう(破損)してしまう等の

デメリットが発生する可能性があると

お客様にご説明させて頂いた上で最善の方法が

上の写真の様に一個所カッターで切り込みを

入れて取ってしまう事に致しました。

S字の先には黒色の溶かした樹脂によって

コーティングされている様な状態である事から

カッターで切り込みを入れたとしても

取り除く事が出来ない為に

このままの状態で加工する事に致しました。

経年劣化して錆がボンネットステー表面に

表れておりますのでシアンに漬け込んで

塗装や錆などを溶かしてしまいます。

このステーはパイプの様な空洞が御座いませんので

表面に穴を開けるなどの作業は必要ありません。

表面剥離終了後、バフ研磨作業致しますが

縦に対する強度はステーには御座いますが

横の強度が低い為に、力任せにバフ研磨して

歪まないように注意しながら研磨作業致します。

因みに、先端のS字部分にはバフレース致しません。

その理由は、樹脂が付着していますので

削れて無くなってしまう為です。

研磨作業終了後は、銅メッキ加工を施し

手間では御座いますがもう一度バフ研磨作業により

削れた銅の粉を利用しステー表面にある

ピンホールに入れて行きます。

そして、もう一度銅メッキを施す事により

クロムメッキ加工完成時の見栄えの

クオリティをより良く致します。

次にニッケルのメッキ槽に銅被膜を得た

ボンネットステーをプラチナ製治具を

掛けた状態で入れて電気を流しニッケルが

表面に付くように致します。

このニッケルと言う金属の性質は硬度があり

腐食にも大変優れていて次に行われる

クロムとの相性が良い金属です。

メッキに漬ける最後の工程であるクロムの

メッキ槽に治具を掛けて槽に入れ電気を

流す事によりクロムと相性が良いニッケル表面に

クロム金属が付着していきます。

メッキ槽に漬け込む工程が終了致しますと

次に行う作業はクロムメッキがかかっっている表面を

細かい粒子の研磨剤(青粉)で

丁寧に磨いてクロムメッキ加工終了となります。

ボンネットステーには元々、ゴムが2個所付いていましたので

加工前に外したゴムを元通りに付けて完成品になります。

(株)KOYORAD(コーヨーラド)製レーシング用ラジエーターを鏡面ポリッシュ加工

このパーツはコーヨーラド製

レーシング用ラジエーターです。

素材はアルミニウム製で腐食防止の為に

枠全体が光沢アルマイト加工が施されています。

皆様もご存じな様にラジエーターとは

冷却するパーツでボンネットを開けると

正面の前に装着されています。

ラジエーターの外枠以外は室内エアコン内部の様な

ギザギザ状になっています。

ボンネットを開けた時にラジエーターが

見える部分は上部だけですが、

鏡面ポリッシュ加工を施すのは上部と下部全体です。

但し、内部に研磨剤や異物が入っては

不具合が発生いたしますので、

この様に養生して内部に異物が入らない様にしています。

ラジエーター表面と裏面には傷等が付かないように

ダブルのエアークッションで保護し養生しております。

今回のご依頼主様は、7年前からの大切なリピーター様で

今まで、ありとあらゆる部品にクロムメッキ加工や

再メッキ加工(リクローム)、ブラックメッキ

ユニクロメッキ、クロメート、黒染め

鏡面ポリッシュ加工等、一通りの加工はほぼ

ご依頼して頂いたリピーター様です。

今回のご依頼も普通の業者様やマニア様も

依頼しない部品であるラジエーターに

鏡面ポリッシュ加工それも見えない部分である

下部にも鏡面ポリッシュ加工をご希望される拘りです。

黄色い養生テープが貼り付けられているのが

お分かりになられます様に、

機械溶接痕から外側全てパイプは

養生している以外は全部と言う感じです。

この養生以外を鏡面ポリッシュが出来た

ラジエーターはまず見た事無いのではと

思いますが更に見えない下部には尚更だと思います。

しかも、当社の鏡面ポリッシュ加工完成品の

見栄えのクオリティは曇りがかかっている仕上げでは

無くて曇りが一切無しでまるでクロムメッキ加工が

施されている仕上がりになっています。

今回のお仕事で難しいのはパイプ付近の

鏡面ポリッシュ加工が曇りが無いくらいの

仕上がりになるかどうかとダブルの

エアークッションで養生しているギザギザ部分に

凹みが無い様に最後まで作業できるかが

最大にネックになります。

向かって正面と裏面の強度が大変に弱い為に

寝かしながら作業するのが難しいので

かなり慎重に作業しなければいけません。

このオーナー様は、鏡面ポリッシュ加工や

クロムメッキ加工を施している部品に対して

全く興味が無く他の人がしていない部品に

鏡面ポリッシュ加工やクロムメッキ加工を

考えられてご依頼して頂いておりますので当然、

当社もこの部品に加工を施す事が

初めてと言う事になります。

ラジエーター部品にクロムメッキ加工は

不可能ですが鏡面ポリッシュ加工は可能かも

分かりませんのでオーナー様に

喜んで頂ける様に頑張らせて頂きます。

バイク部品や自動車部品で違う素材の部品が付いている場合の時にどうするかを業者様と個人様にご説明をさせて頂きます。

写真の部品は昨日のSB400N用

バイク部品で専用六角ボルトは

スチール製でその他の部分は

アルミニウム製部品です。

今回、部品としてはこの様に

一緒になっていますが、

分解できる部分が有る場合に違う素材で

組み立てている様な事がある場合は

完全に分解しなければいけなですと

言う理由を業者様と個人様に

ご説明をさせて頂きます。

バイク部品や自動車部品、トラック部品には

数えきれない部品で構成されておりますが

この部品の様にスチール製六角ボルト等で

番う部品同士を固定している様な時は

レンチでこの様な部品を分解する事は容易い事ですが

ピンで留めている様な部品やかしめている場合や

様々な部品同士を繋いでる事が御座いますが

どの様なメッキの種類にあっても

完全に分解しなければメッキ加工が出来ない

もしくは見栄えのクオリティが下がってしまったり

最悪な場合は一部の部品が薬品により溶けて

無くなってしまう事が他の

メッキ屋さんでは珍しく御座いません。

そうした事も有り分解できる物は完全に

分解して頂いた状態で

ご発送して頂く事が望ましいです。

六角レンチやドライバーで分解できる簡単な

部品の場合は当社で分解させて頂きますが・・・

それ以外は、業者様や個人様で分解されて

ご発送される事をご希望させて頂きます。

新品部品の場合は経年劣化もしておらず

部品にもさほど不具合は御座いませんが

ボルトが錆びてねじ山が潰れていたり

CRC等でネジやボルトを滑らかにしても

折れてしまったり、様々な不具合が御座います。

この様な場合、当社として補償いたしかねますので

トラブル防止の為にもご注意宜しくお願い致します。

分解しなくても大丈夫な部品は、

ワイパーの稼動している個所やヨーロッパの

旧車に使用されているアンチモニ製のトランクヒンジ等、

これらは今までのクロムメッキ加工経験から

最高品質の見栄えのクオリティが毎回得られて

おりますので分解されなくても全く問題無しです。

特に旧車自動車のアウタードアハンドルの

裏面に付いているバネや付属部品に関しましては

自動車整備工場様でなければ分解できない為に

よく当社に付属部品が付いた状態で

アウタードアハンドルが到着致します。

その様な場合は、お客様にご連絡させて頂いた上で

当社の自動車整備工場の代理店に手数料を払い

分解するか、もしくはご返送させて頂いて

お客様の方で分解して頂いた上で

再度、当社にご発送して頂くかを

選択して頂いております。

万が一、部品の分解が出来ない場合は

当社にご相談いただいた上で

アドバイスをさせて頂きますので

お気軽にお問い合わせ下さい。

旧車バイクCB400Nのパーツをメッキ加工 個人様

上の写真はホンダホークⅢ

(CB400N)の部品です。

排気量は395ccでOHC3バルブ2気筒、

40馬力のスポーツエンジン搭載バイクです。

このバイクのマニア様も大変多く

業者様や個人様から写真に掲載している

パーツにクロムメッキ加工を施して

欲しいと言うご依頼をよく頂きます。

黒い塗装がでバネが付いているサイドスタンド

ステッププレートのアルミ素材パーツ

(アルマイト処理)

同じくアルマイト処理されているブレーキパネル

他の部品も箱に詰めて頂いて沢山送って頂きましたが

小さな部品の中にユニクロメッキが施されている

専用ボルトやナット、ワッシャ等はお客様に

ご返送させて頂いてクロムメッキ加工を

ご希望される物とユニクロメッキ加工を

ご希望される物とクロメート加工される物とを

分けて頂いてからもう一度当社に発送される事を

ご提案させて頂きました。このお客様は業者様で

無くて個人様ですがCB400Nを完全にばらされて

送って頂いた強者です。

大概、業者様がばらされて送って頂いている事が

大変多いのですが・・・

器用にばらされておりました。

シルバー色の部品は全てアルミニウム製部品

後、黒色の塗装で四方に専用六角ボルトで

留めている部品もアルミニウムです。

その他の黒色塗装はスチールです。

このバイクの年式が古いので仕方がないのですが

腐食は多少御座います。

お客様のご要望で当社のメッキランク(分厚いメッキ)

中ランクをご希望されておりますので

その加工方法をご紹介させて頂きます。

スチール類とアルミニウムに同じ黒色塗装が

されているパーツは全て塗装剥離が必要となりますが

バネが付いているパーツは

分解して作業しなくてはいけません。

アルミニウム製パーツは表面に錆とめである

アルマイト処理が施されていますので

これを剥離しなければいけません。

スチール部品、アルミニウム製部品それぞれが

剥離が完了致しますと次にバフ研磨作業と

バレル研磨作業を致します。

綺麗にしたい表面は420番手仕上げ致します。

この420番手は顔を近づけると顔がしっかり写ります。

この作業がしっかり出来るかどうかでメッキ完成時の

見栄えのクオリティがどうなるかが決まります。

但し、パーツ自体が経年劣化によって素材表面が

劣化している場合は新品同様になるのかは

加工してみないと分かりません。

研磨作業完成後は銅メッキ加工により

パーツ表面銅被膜が出来て更に2回目の

バフ研磨作業により削れた銅の粉を利用し

ピンホールに入れて表面を綺麗に致します。

続いてもう一度、銅メッキ加工を分厚めに

ニッケルメッキ加工を分厚めに

最後にクロムメッキ加工で完成です。

仕上げ作業は、細かい粒子の研磨剤で

丁寧に表面を磨いて梱包致します。

自動車用ホイルをメッキ加工する場合どの様なスポークの形状は不可なのかを業者様と個人様にご説明をさせて頂きます

上の写真は当社の従業員を自動車に

装着されているホイルですが

これらを基本ベースの本日は

お話しさせて頂きたいと思います。

ご覧の様に普通のホイルです。

元々、自動車メーカーで自動車を購入した時に

装着されていた純正ホイル。

今風の外品ホイル、

外品でスポークの入り組みが多いホイル。

今回は、写真の貼り付けはしておりませんが

スポークがリムに近ずくにつれて

Rが掛っている様なホイル。

沢山の形状のホイルが御座います。

当社は、ホイルにクロムメッキ加工を

施す場合、業者様と個人様のクオリティの選択は

上メッキ加工と、中メッキ加工、

更に鏡面ポリッシュ加工の3種類を

ご用意させて頂いております。

メルセデスベンツ(マイバッハ)の

純正ホイルでスポークが16本ある様な

入り組んだホイルは別ですが、

殆どの純正ホイルのスポークの入り組みようは

単純な形状のホイルだと思います。

概ね、メーカー純正ホイルの場合、

当社のメッキランクである上メッキ加工で無くても

中メッキ加工(分厚いメッキ)でも

十分綺麗な仕上がりになります。

その理由は、スポークの入り組みようにあります。

スポーク数が12本程度で

スポークとスポークの間が狭くない限り

特殊な上メッキ加工用の道具を使用しなくとも

スポークとスポークの間にクロムメッキが

しっかりとのる事が出来ます。

しかしながらスポークが12本を超えるあたりから

中メッキ加工(分厚いメッキ)の道具では

スポークとスポークの間にメッキが

のりにくくなり見栄えが悪くなってしまいますす。

この様にスポークの総本数とそのスポークと

スポークの間の狭さにより当社のメッキランクを

変えてご依頼を受けさせて頂けなければいけません。

上メッキ加工で使用するプラチナ製治具は

タコの足の様な物で他社様で使用されている物とは違い

よりスポークとスポークの間が狭い箇所にでも

更に、ホイルの奥にでもクロムメッキがのる様に

出来ております。

どの様な入り組みがキツイホイルのでも

全てのる訳では御座いませんが・・・・

ホイルの鏡面ポリッシュ加工を施す場合は

クロムメッキがのりにくい場合に

選択される事をお勧めいたします。

当社の鏡面ポリッシュ仕上げは鏡面=クロムメッキが

のっている状態の様なです。

仕上げ終了後にその鏡面を見ると

ポリッシュ独特の曇り感が有る事が多いですが、

それが全く無く快晴的な綺麗さで仕上がります。

但し、鏡面ポリッシュ加工を施したアルミホイルは

クロムメッキ加工を施したホイルよりも常に手入れを

しなければ曇りががかってしまいますので

純度100セント石英製純度ガラスコーティング剤等で

2次加工を施し鏡面ポリッシュ面を

保護しなければいけません。

当社はホイルの上限インチ数は26インチ迄です。

バイクパーツメッキ加工で旧車のリアステーに補助部品を溶接した物に再メッキ加工

このバイクリアステーに取り付け用の

部品が写真をご覧の様に溶接されています。

今回、このバイク用リアステーに

再メッキ加工(リクローム)依頼して頂いたのは

福岡県の業者様です。

素材はスチールでクロムメッキがかかっていますが

錆などの腐食や腐食痕はあまり見られませんでした。

この業者様のご希望は溶接痕やその取り付け部品に

クロムメッキがのる様にと言うご希望です。

この様な純正クロムメッキ部品に補助などの

部品を溶接されて再メッキ加工(リクローム)を

ご希望されるお客様は御座います。

この様なお仕事の場合は難しさは無いのですが

業者様が部品を溶接される技術、

綺麗さがクロムメッキ加工完成後の

見栄えのクオリティに直結致します。

この業者様は綺麗に溶接されておりますので

ご要望通りクロムメッキ加工完成時は

大変綺麗な見栄えになります。

例えて言うのであれば純正リアステー

クロムメッキ製パーツに仕上がります。

溶接されるのが個人様の場合は

溶接個所の凸凹が出来る限り平らになる様に

するとバフ研磨作業の際にバフ面が溶接個所に

しっかりと当たりその磨きにより輝くを得た

クロムメッキ部品になります。

もう一つ大切なことが御座いますが

取り付けする部品の素材自体の肉厚には

気を付けなければいけません。

せめてアングル位の厚みが無ければ

バフで磨いた際に曲がってしまったりし

破損してしまう様な事も考えられます。

当然、バフ研磨職人もこの様な肉厚が

無い部品の場合にはあまりバフを肉厚が

薄い箇所や溶接があまい箇所には当てなかったり、

当てたとしても慎重に軽く

当てる程度の研磨作業を致しますが、

その様な作業の場合クロムメッキ完成後、

その箇所はきっちちと磨いた個所と先程の

軽く磨いた個所の見栄えが変わってくる事が

想定されるのでよっぽどの理由が無い限り

素材の肉厚はしっかりした物を溶接して下さい。

因みに、当社は部品に対しての板金加工や

部品の表面が板金加工が出来ないほどの

錆びが全体に広がっている様な場合に

表面補修と言う作業は行っていますが

部品に補助バーを溶接する事は

行っていない為にそれなりの

溶接専門業者様による加工で無ければ

クロムメッキ加工や再メッキ加工

(リクローム)をお受けさせて頂く事が

出来ない場合も御座います。

例えば旧車のバンパー裏面に有る

装着用ステーが経年劣化によって

外れていたりする場合はお客様のご依頼として

ノンクレームにて外れた装着用ステーを

当社で溶接させて頂く事は可能です。

自動車の鍵、バイクの鍵、トラックの鍵、家の鍵に再メッキ加工

今回のご依頼は鍵に再メッキ加工(リクローム)です。

このご相談は初めてです。

当社にご依頼して頂いたお客様は個人様で

オリジナルの鍵とおしゃっておられましたが

検品してみると普通の鍵にも見えます。

鍵の表面のメッキも入り組んだ箇所は

メッキが薄くなっていますが、

それ以外は綺麗にメッキが付いています。

この鍵は飾りに使用するのですか?と

お客様にお聞きしたら使用するから

強度を上げて欲しいと言うご要望です。

流石に初めてのご依頼でしたので

お受けさせて頂こうかやめようか

悩みましたがこのお客様の

この鍵に対する思いで加工を

お受けさせて頂く事になりました。

この鍵が特殊か特殊で無いかは

私たちメッキ屋では分かりませんが

この鍵の素材は私たちが持っている自動車の鍵や、

バイクの鍵、トラックの鍵、家の鍵、所謂、

昔からある鍵と一緒の素材、真鍮製です。

そこにニッケルメッキが施されている物です。

難なく町のクロムメッキ工場で仕上がる加工です。

このお客様がおっしゃられるのは

鍵一個くらいではどこのメッキ屋さんも嫌がって

受けてくれないとの事でした。

確かにメッキ工場からすると面倒だなと言うふうに

感じるかも分かりませんし、

何だったら新品を鍵屋さんに作ってもらった方が

早いよと言う様に思う。

この写真の鍵を検品させて頂くと

メッキが薄くなり素材が見えてしまう箇所は

ニッケルを分厚くメッキし強度を上げると

鍵穴に入りずらくなる(鍵を入れるのに硬くなる)

我々にすると鍵如きですがお客様にとっては

気になる事。

今鍵に付いているニッケルメッキを剥離して

少し分厚めにニッケルメッキ加工を施し、

鍵と鍵穴を馴染ませて頂く方法が良いのではと

お客様にご提案させて頂きました。

しかしながら想像するに恐らくまた時期が来たら

写真の様にニッケルが鍵穴の中で削れて地肌が

見えてしまう様に想像致します。

もしそれが嫌なら素材が削れても

ニッケル色に近い銀を使用する事が望ましいと考えます。

銀自体、高価な貴金属でしかもワンオフで

オリジナルとしてこの鍵の形状を専門業者様に

作ってもらうと結構なお値段になるとは思います。

やはり鍵でも拘ってしまうと

お値段が高くなってしまうようです。

ニッケルと言う金属は硬度が高く素材を

摩耗から守る素材です。

ニッケルの色合い自体も銀色に近いので

高級感も出ます。

しかしどれだけ硬度が有ると言っても

削れて地肌が見えてしまう。

お客様に了解を得たうえで通常の

厚みより増してメッキ加工する事を

ご提案させて頂きます。

日野自動車8トンバスの純正フロントハブキャップにメッキ加工

このパーツは日野自動車の8トン

クラスバスの純正ハブキャップです。

このクラスのバスは車両屋さんの

クロムメッキ製ハブキャップは販売されておらず

手に入れる事が出来ない為に日野自動車で

新品ハブキャップを購入されて

当社のご依頼さて頂きました。

今回のお客様は去年にも旧車トラックの

フロントグリル2400ミリと

コーナーパネル凸凹の穴あきで

錆が酷い状態のパーツを

ご依頼して頂いたリピーター様です。

このオーナー様は運送会社のオーナーさんで

全ての自社トラックにクロムメッキや

再メッキ加工(リクローム)を施し

カスタムされている方です。

お洒落は足下からです。

この事はトラックだけでは無くて当然、

自動車やバイクも一緒です。

ホイル、タイヤ、ハブキャップ、

化粧ボルト(ハブボルト)です。

多くの大型観光バスのハブキャップは

バス(トラック)メーカー様の純正ハブキャップと

クロムメッキを施しているハブキャップを

オプションとして選べる様になっています。

しかしながら、今回のバスの様に少量生産型の場合は

どうもこの様なハブキャップにクロムメッキ仕様は

無いとの事でした。

確かに、この様な場合は当社の様な小ロットで

メーカー純正以上のクオリティでクロムメッキ加工を

専門とする工場は重宝されます。

写真を見て頂きますと、

光沢がある塗装の様な色が

ハブキャップ表面に施しておりますが、

これもメッキで主に綺麗さを追求する

メッキでは無くて錆びにくさを追求する

メッキが施されております。

そのメッキの種類とはボルトやナット、

ワッシャに施しているメッキ、

所謂ユニクロメッキ加工を施しています。

このメッキは装飾を求めている

クロムメッキよりも腐食に強いメッキです。

このユニクロを完全に剥離し

スチールのキャップにしてしまいます。

そして、バフ研磨により420番手程磨き込み

表面に顔が映る様な感じまで仕上げます。

そして銅メッキ加工を施す事により

ハブキャップ表面に銅被膜が得られるようにし

もう一度、バフ研磨を擦る事により

銅が削れてスチール表面に元々ある

ピンホールに入って行くように致します。

もう一度、銅メッキ加工を施して

続いてニッケルメッキをながめにし

採集はクロムをメッキ槽に漬け込んで完成です。

仕上げはクロムメッキがかかっている表面を

丁寧に番手の高い研磨剤で磨きます。

自動車や、トラック、バイクの足回り部品に

クロムメッキ加工を施す場合はメッキの厚みが

薄ければ錆が出るのが早いので

極力分厚めのメッキが鉄則です。