クロムメッキとユニクロ、クロメートの使い分けどの様にするか?
2020年10月30日
モーター関連部品にメッキを施し装着して組み立てる。
そして自動車などが製品として販売されていく。
製造している会社は強度や重さなど
様々な部品の用途により素材や数あるメッキの
種類から選んでいきます。
外装でメインになるメッキは装飾クロムメッキです。
そしてボンネット内部にはたくさんの金属類が
ありますがアルミニウム製タペットカバーや
タービンにはアルマイト加工を施し
スチール製のオイルパイプなどにはクロメートを
施しています。
そしてネジやボルト、ワッシャ、ナットには
ユニクロを施しています。
最近では黒クロメートと言う綺麗で光沢がある
加工さえ採用している事もあります。
外装と内装には見栄えが良いメッキを使用して
高級感を演出する様にしています。
しかしボンネット内部や普段目にしない部品には
腐食に対して強いメッキを採用しています。
何故ならば人が目にはいる個所の場合
汚れたりするとそれらを拭き取ったりワックスなど
手入れをします。
かたや目に付かないか所の場合は汚れの手入れを
行う事は出来にくい為に
手入れを行わなくても部品素材に対して
腐食しにくいメッキを採用している訳です。
この様に製造会社は部品の素材とメッキを
組み合わせてその用途にあった物を作ります。
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