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旧車バイク(1974年式) スイス軍用コンドルA350の部品を再メッキ加工(リクローム) 愛媛県 個人様

上の写真は、1974年式でスイス軍で使用されていた

車種名がコンドルA350と言うバイクのキックパーツや

ポイントカバーです。

何れのパーツもスチール製で出来ており

他社の部品と同じような感じに見えます。

ただ、世界各国に様々なバイクメーカー様の

車種が存在し、当社に様々世界各国の様々な年代の

バイク部品や自動車部品に対してメッキ加工や

再メッキ加工(リクローム)のご相談が御座います。

その中でも、珍しい車種になりますので写真にアップさせて

頂きました。

先程も、述べさせて頂きましたが素材はスチール製で

クロムメッキ加工が施されており

年数が経っている割には錆が少ない様に感じます。

メッキの厚みは当時の日本のバイクメーカーと

殆ど変らない様に見えます。

スイスもそこそこのメッキのクオリティがありそうです。

現代における自動車、バイク、トラックのメッキ技術は

日本が一番です。

続いてドイツと言う感じになります。

アメリカは昔から現在も自動車部品やバイク部品、トラック部品に

クロムメッキ加工されている純正部品は大変多いのですが

残念ながらクロムメッキが汚く見えます。

これは、特にハーレーを購入されたオーナー様から

よくご相談が御座います。

余談になりましたが、上記の部品を再メッキ加工する為に

シアン化合物で剥離致しますが約7日間掛ります。

出来れば、アップ写真に有ります様に可動する箇所は

分解できるのであれば分解した状態で剥離した方が良いです。

剥離作業が完了致しますと

バフ研磨作業致します。

このステップ系のパーツはバイクにおけるメインの

クロムメッキ部品なのでバフ研磨しやすい部品になります。

しかし、可動する箇所が分解出来るので有れば

分解しない時よりも細部まで綺麗にクロムメッキ加工が

出来ます。

これは、自動車やバイク、トラックの様々な部品に言える事です。

リベットで留めている程度なら分解した方が良いと思います。

但し、旧車パーツの場合その同じ規格が有るとは限らないので

面倒では御座いますがリベットの問屋さんに在庫確認されてから

分解される事が望ましいと言えます。

バフ研磨作業が完了致しましたら

電気を通すためにプラチナ製治具に各部品を引っ掛けて

銅メッキ槽に漬けこみ、部品表面に銅被膜を付けます。

続いて2回目のバフ研磨作業に於いて

素材の表面に存在するピンホールにバフ研磨で削れた

銅の粉を利用しピンホールに埋めます。

この作業を飛ばしてニッケルメッキに移行すると

クロムメッキ加工完成後

部品表面に字の如く

針の穴の様なメッキ表面になってしまいます。

この作業は、町のクロムメッキ屋さんは行いません。

アルミニウム製小型リフレクターを車検が通る様に再メッキ加工(リクローム) 奈良県の業者様

上の写真は大型トラック日野プロフィア平成22年式の

アルミニウム製小型リフレクターです。

この小型リフレクターの内側奥を見て頂きますと

お分かりになられます様にメッキが無くなり

地肌らしき物が見えています。

これは、アルミニウム蒸着メッキが熱で経年劣化した

痕によるものです。

当社にご依頼して頂く業者様や個人様、この部品の日野自動車販売会社様から

この小型のアルミニウム製リフレクターに車検が通る様に再メッキ加工

(リクローム)を施して欲しいと言うお話は今回が初めてです。

国産、外国産問わず自動車、バイク、トラックの経年劣化して

車検が通らないリフレクターを再メッキ加工(リクローム)

して欲しいと言うご相談は頻繁に頂きます。

その数多くあるリフレクターのご相談でこの様な小型の

アルミニウム製リフレクターのご相談は初めてで

しかも、このトラックがまだ8年位しか経っていないのに

もうリフレクターの内部がこの様に車検が通らないほど

劣化している事にビックリ致しました。

ここの業者様は運送会社様でプロフィアが100台程

使用されているとの事なので

いずれ全車両リフレクターで悩まなくてはならないと

当社にご相談下さいました。

メーカー新品在庫はあるらしいのですが

1つ6万円するそうです。

当然、トラック1台に付き2つリフレクターが付いているので

100台だと大変な額になってしまいます。

因みに、この純正リフレクターにメッキ加工されているのは

残念ながらアルミニウム蒸着メッキ加工です。

このアルミニウム蒸着メッキのデメリットは

大変熱に弱く、上記でご説明させて頂きました様に

新車から8年ほどしか経っていないのに

この様にリフレクター内部にアルミニウムが薄くなったりして

車検が通らなくなるデメリットが御座います。

ハイクオリティの電気メッキ加工

当社で言う中メッキ加工でしたら20年位は大丈夫だと思います。

厄介な事にアルミニウム蒸着メッキを施した部品に再メッキ加工

(リクローム)する事は電気メッキ加工による再メッキ加工

(リクローム)とは違い経年劣化した部品を剥離する事が

大変難しいデメリットが御座います。

アルミニウム蒸着メッキ加工とは真空管の中で

その対象物に真空状態でアルミニウムを蒸着させる方法です。

しかも、素材にダイレクトに蒸着させるのでは無く

素材にアンダーコートと言うメッキと相性が良いコートを

敷きます。

そしてアルミニウムが表面に付着するとトップコートと言う

保護膜を敷きますが

これらの物は劣化すると本当に剥離が困難になる事から

メーカー様には低価格のメリットが御座いますが

あまり言いたくは御座いませんが、

お客様にはメリットは無い様に思います。

自動車 バイク エキゾーストパイプを再メッキ加工(リクローム) クロムメッキ加工

業者様からこの写真の社名を公表しないで下さいと

おっしゃられていますのでお答えできませんが

エンジンから出る排気を排出する

所謂、エキゾーストパイプです。

このエキゾーストパイプはモーターで走行する

自動車やトラック、バイク、リフト等には

装着されていませんが燃料を燃やして走行する

物は必ず排気ガスが出るのでエキゾーストパイプは

存在致します。

この部品は昔も今も形状は変われど

装着されております。

大昔の自動車は外装からよく見えましたが

現行自動車のエキゾーストパイプは

見えにくい部分に装着されています。

トラックは、大型トラックの場合は覗けば

分かりますが見えやすい所には装着されておりません。

バイクは、まるでメインの位置に付いているかの様で

大概のバイクは粗面からよく見えます。

トップレベルのマニア様はエキゾーストパイプにクロムメッキ加工を

施したりして見えにくい箇所を綺麗にする事で

同じ車種を持ってらっしゃる方との差別化をはかります。

バイクは元から見えやすい箇所にエキゾーストパイプが

装着されていますので

再メッキ加工(リクローム)される個人様や業者様は

大変に多いですが・・・

見えにくい箇所に手を加えられる事がトップレベルの

お客様にとって常識と考えられている様です。

しかし、全てのエキゾーストパイプにクロムメッキ加工

出来る訳では無く

主に、スチール製に加工させて頂いております。

その理由は、スチールは金属の中でもお値段が安く

しかもクロムメッキとの相性が良く

耐熱にも強い事から熱によるメッキの剥がれや浮きが出る事が

少ないのですが

オリジナルエキゾーストパイプで使われる

ステンレスにクロムメッキ加工を施し

自動車やバイクトラックに装着してエンジンを

ぐんぐん回しエンジン自体が熱くなってくると

直ぐにはクロムメッキが剥がれたり致しませんが

割れたり浮いたりしやすくなります。

後、エキゾーストパイプが1本1本で組み立てられている

物は良いのですが4本が一つにまとまっている様な

エキゾーストパイプの場合は電気の流れが入り組んだ箇所迄

必要な電気が来ない為に綺麗にメッキがのりません。

昨日もブログでお話しさせて頂きましたが

入り組みが激しい箇所にはメッキが入りにくい(のりにくい)と言う

デメリットが御座います。

4気筒なら4本別々に存在する、6気筒なら6本別々に存在する

スチール製パイプが綺麗にバフ研磨出来、しかも電気の流れが

全体的にまんべんなく流れる事から大変綺麗な仕上がりの

クロムメッキエキゾーストパイプが出来上がります。

メッキ通は分かる樹脂製品、金属製品の入り組みによるクロムメッキが入らない(のらない)理由

今回のお話は、樹脂部品や金属製品にクロムメッキ加工

しても形状によってメッキが入らない(のらない)場合を

ご説明させて頂きます。

以前、お話しさせて頂きましたが

メッキ加工には、大きく分けて湿式メッキ加工と

乾式メッキ加工があります。

因みに、メッキ塗装や銀鏡メッキはメッキ調塗装なので

クオリティが低すぎるのでここでのお話では致しません。

今回は最低限以上のクオリティが出るメッキ加工のお話と

させて頂きます。

見栄えと長持ちするクロムメッキ加工は電気メッキ加工です。

これは金属部品と樹脂部品共にそうです。

クオリティが高い分コストが掛るデメリットが御座います。

反対に電気メッキ加工よりも乾式メッキ加工は

見栄えのクオリティと長持ちのクオリティは

劣ります。

しかし、大量ロットで考えると1つ単価がお安くなる

メリットがあります。

この2つのメッキ加工は加工の仕方は違うとは言え

写真の様に入り組みが有ると下地処理がしにくく

しかもメッキが手前面よりも奥ばった箇所が薄くなります。

当社のメッキランク上メッキ加工、

所謂、最高級モーターショー用クロムメッキ加工で

行えばこの様な入り組みが有る製品にでもメッキが入りますが

電気の流れによってはメッキが入らない事も御座います。

湿式メッキ加工、乾式メッキ加工の施工方法は違うとは言っても

下地作業を終えて治具で部品を吊るしメッキ槽に入れるか

真空管の中に入れるかの差は御座いますが

入り組みようが激しい場合は共にメッキが入りにくいのです。

当社の電気メッキ用治具はプラチナ製で入り組んだ箇所に

メッキが入る様にタコの足の様なオリジナルの治具を使用

致します。

この治具以上の良い物は他には無いと思います。

それでも、場合によってはメッキが入らない事が

御座いますのでメッキを掛けたいオリジナル製品を製作される事が

有れば一度、当社にご相談される事をお勧め致します。

自動車でクロムメッキがギリギリ全体と入り組んだ箇所が

全て綺麗に入るのが現行レクサスのグリルです。

このグリルは大変入り組みが激しくメーカー様も

メッキ加工をされたい様ですが

大変手間が掛りコストが上がる上に大量生産出来ない事から

手を出されていない様です。

このレクサス純正グリルより格子状の入り組みが酷い場合

また、奥行きの厚みが有る場合はタコの足の様なプラチナ製

治具を使用したとしてもクロムメッキが入らないと

思います。

乾式メッキ加工は電気の流れ自体関係ないのですが

真空管の内部で行われているスパッタでも入り組みや

奥ばった箇所には物理的に入りません。

塗装の様に簡単にはいきません。

旧車のバイクメッキ加工 ホンダCB750の錆びたリアテールランプステーメッキ依頼 (長野県の個人様)

ご覧の写真は、旧車ホンダCB750の

リアテールランプステーです。

素材はスチール製で経年劣化による錆が

正面、側面、裏面にしっかりと出ています。

この旧車ホンダCB750の球数が多いのか

当社に有り難くも同じリアテールランプステーの

再メッキ加工(リクローム)のご依頼を業者様と

個人様から頂きます。

その中からしてみるとこのパーツは経年劣化による

腐食はマシな方です。

今回のお客様は当社のメッキランク中メッキ加工

(分厚いメッキ)をご指定して頂きましたので

その加工方法をご紹介させて頂きます。

上記の写真添付の様にリアテールランプステー裏面の

錆がキツイので金属たわしでこすり

どの程度、錆が内部まで浸透しているか確かめます。

その理由は、シアンによるメッキ剥離作業になりますが

メッキと共に錆も溶けますので

パーツの錆が素材の内部まで浸透している場合、

表面まで貫通してしまう事があります。

それを防ぐためにこの様に調べる訳です。

万が一、腐食が酷い場合はシアンに浸す日数を減らし

度々、パーツの剥離状態をチェック致します。

このパーツの腐食状態を調べた所

通常の剥離日数でいける判断をし約7日程度、

シアンに漬け込みます。

次に行う作業はバフ研磨作業になります。

研磨の番手は420番です。

しかしながら、Rがきつかったり、入り組みが激しい箇所は

バフが当たらない為にバフが当たった所と、当たっていない所の

見栄えの差が出てしまう事が御座います。

お客様の見栄えのクオリティを追求されるレベルによりますが

別途料金にはなりますが

ポリッシュ加工の様に専用ルーターと機械で手間暇掛けて

これらの部分を徹底的に磨きこむ事も加工です。

更に言うとポリッシュ加工や板金加工でも

腐食痕が消えない場合は

当社のメッキランク上メッキ加工を行い

細かい粒子のアルミニウム製金属パテとメッキ用サフェーサーと

プライマーを使用し完全に表面補修する事が望ましいです。

このメッキランク以上の見栄えと長持ちするメッキ方法は

世の中には存在致しません。

その為に絶対的なクオリティが追求出来ます。

バフ研磨が完成致しましたら

いよいよ、メッキ加工に入りますが研磨作業で生じた

鉄粉を専用の洗剤と純水で洗います。

初めに銅メッキ槽にパーツを入れ銅被膜を得ます。

次にもう一度バフ研磨作業を行う事により

パーツ表面に残っているピンホールに削れた銅の粉を

いてていきます。

更にもう一度、銅メッキ槽に入れて銅被膜を得ます。

続いてニッケルメッキ槽に入れてニッケル被膜を得ます。

最後にクロムメッキ槽に入れて

完成になります。

仕上げ作業として細かい粒子の研磨剤で丁寧に

パーツ表面を磨き完成になりましす。

車パーツメッキ加工でPP樹脂製ステアリングカバーとABS樹脂製シフトカバーに最高級モーターショー用クロムメッキ (富山県の個人様)

今日の商品は、トヨタ現行車の内装ステアリングカバーと

シフトカバーに最高級モーターショー用クロムメッキ加工を

施すお話をさせて頂きます。

上記の写真をご覧の様にこれらの部品は

トヨタ現行車の新品未使用品で

内装のポリプロピレン樹脂ステアリングカバー2点と

ABS製シフトカバーです。

この3点は全てにアップ写真の様に表面がザラザラになっており

滑り止めになっています。

通常、金属部品や樹脂部品の表面がザラザラしている状態に

メッキ加工を施したとしても鏡の様な綺麗な表面は

出来ません。

方法としてはこのザラザラした表面をツルツルになる様に

2000番手以上磨くか、パテの様な物で表面を平らに

整えるかの2つしか御座いません。

当社の最高級モーターショー用クロムメッキ加工は

この2つの内パテで表面を平らにする加工方法を

用います。

そのメリットは研磨作業で樹脂を削るとクロムメッキ完成後

にパーツを見てみるとデラデラした波打っている様に

見えてしまいますが、パテで表面を肉盛りし平らにして

クロムメッキ加工完成後は完全に顔が綺麗に写り込む

大変綺麗な部品に仕上がります。

このパテはアルミニウム製金属パテになります。

要するに、樹脂表面を金属にしてしまい

その金属をバフ研磨作業により表面を整える事を

するのです。

その上で、メッキ用サフェーサー、プライマーを使い

表面補修する事により

更に綺麗にする事にする事が出来ます。

しかし、今回の3点部品の中で、厄介な事が御座います。

それはシフトカバーなのですがそのアップ写真を

目を凝らして見てみると枠部分はザラザラした表面で

その内側は塗装とメッキのラインが縦にあります。

これ実は、1つの部品では無く2つの部品で出来ています。

枠の中に違う部品をボンドか何かでくっ付けている様なのです。

当社のクロムメッキ加工は別名最高級モーターショー用クロムメッキ加工です。

その所以は、様々な樹脂も金属製品と同じように電気メッキ加工を

施しクロムメッキ加工の中で1番の見栄えと1番長持ちを追求出来る

方法を使用している、だから最高級なのです。

しかしながら、1つの部品の中にボンドや両面テープを使用し

加工している部品は表だって1つの部品であっても

電気をするとボンドや両面テープが絶縁になってしまい

綺麗なクロムメッキ部品が出来ないデメリットが

御座います。

この様な部品の場合、各々の部品に分けなければいけません。

はたして、このシフトカバーが枠と内側の部品と分ける事が

物理的に可能なのか調べなくてはいけません。

当社は、純正メッキパーツが無い部品に

純正メッキよりも何倍も高品質のメッキ加工を

施す事が可能ですが電気の流れの物理的要因から

クオリティを追求出来ない部品も

残念ながら御座います。

旧車 車パーツメッキ加工でエンジン部品(アクセルスロットル部品) 新潟県の個人様

ご覧の写真はAE86のエンジン部品

アクセルスロットル部品です。

素材は全てスチール製で大きさは手のひらサイズです。

このお客様は新潟県在住で個人様なのですが

このエンジン部品以外にも

拘りが凄く、フェーエルプレッシャーレギュレター部品、

アクセルワイヤー固定部品、インジェクター固定部品、

バッテリーステー部品、ホース固定器具、

ヘッドライト枠(リトラクタヘッドライト)、

スロット連結部品等

当社にメッキ加工をご依頼して頂くエンジン部品の

お客様の中ではトップレベルに近いと言えます。

但し、この様なエンジン部品にクロムメッキ加工を

施す事は見栄えが綺麗になるメリットは御座いますが

これらの部品はメッキの中でも錆に強いクロメートや

ユニクロ、亜鉛メッキ等を施しています。

エンジン部品には、外装部品と違い綺麗さを求めるよりも

耐熱や腐食のし難さをメーカー様は求めます。

クロムメッキ加工は錆びにくさにおいては

上記で述べましたメッキ加工が望ましいです。

モーターショーやカスタムカーの展示会においては

この様なエンジン部品にクロムメッキ加工を施す事により

他社への差別化を図る事は御座いますが

普段使用する自動車にはあまりお勧めはいたしません。

しかしながら、どうしてもこの様なエンジン部品(精密部品)を

クロムメッキ加工によって付加価値を付けたいと言う

お客様には極力加工をお受けさせて頂いております。

但し、写真に貼り付けさせて頂いたアクセルスロットル部品等の

各部品を組み立てた物に関しましては

電気メッキ加工の物理的要因から、内部までメッキが入らないと言う

理由と部品を磨く事が困難な事からクロムメッキ加工を

施すメリットが御座いません。

再メッキ加工(リクローム)を行う場合は

錆に強い亜鉛メッキ加工、ユニクロメッキ加工、クロメート加工を

施す事をご提案させて頂きます。

万が一、どうしても小さくて各部品を組み立てたエンジン部品に

クロムメッキ加工を見栄えのクオリティを完全に追求したいと

お考えの個人様と業者様は、全ての部品を解体し更に小さな各部品の

状態でクロムメッキ加工を施す事をお勧めいたします。

クロムメッキ完成後、お客様が組み立てると言う工程でしたら

この様な手のひらサイズで入り組みが激しい部品にも

しっかり内部までクロムメッキが入ります。

エンジンを組み立てる事が出来る業者様はこの様な作業が

加工か分かりませんが、個人様では難しいのではと思われますが・・・

やはり、人がしていない部品にクロムメッキ加工を施すには

大変難しい事も御座いますので

一度、個人様は特に車屋さんとご相談された上で

メッキ加工の依頼をされる事が望ましいと言えます。

車パーツ(内装のゴム部品)メッキ加工 トラックパーツ(内装のゴム部品)メッキ加工の加工方法

今日のお話は、自動車の内装に使用させている樹脂部品や

トラックの内装に使用されている樹脂部品に

最高級モーターショー用クロムメッキを施す加工方法を

ご紹介させて頂きたいとます。

上記に写真を貼り付けさせて頂いているのは

トラック用内装部品です。

自動車も同じ素材の内装部品をを使用さてております。

例えば、メーターパネル付近の樹脂部品や

コンソール部品、ドアを開けた時の足が滑らない様に

する樹脂部品(写真に貼り付けている)

トラックのドアのゴム製手すり等

様々な内装用樹脂部品が御座います。

最高級モーターショー用クロムメッキ加工を施す上で

一番重要なのは、各部品の素材が何で出来ているのかが

大変重要になります。

それと、自動車メーカー、トラックメーカーの純正パーツで

新品未使用品等なのか?

それとも旧車で新品未使用品でメーカー在庫が無い為の

加工されたい部品が経年劣化樹脂なのか?

これらの事は内装樹脂部品、外装樹脂部品問わず大変重要な事になります。

当社の最高級モーターショー用クロムメッキ加工は

様々な、樹脂部品に分厚い金属皮膜加工を施し

樹脂を完全に金属化させる方法を用いております。

そのメリットは見栄えのクオリティがメーカー様純正のスチール製

メッキバンパー(電気メッキによる)以上

長持ちするクオリティが様々な加工方法の中で

一番長持ちする加工方法になります。

ですので、メッキ塗装や銀鏡メッキの様な見栄えが大変悪く

長持ちしない様な事は御座いません。

それでは、最高級モーターショー用クロムメッキ加工で行う

内装樹脂部品をご紹介させて頂きます。

殆どの内装樹脂部品の表面はツルツルでは御座いません。

その理由は、滑りにくさを内装部品は追求されており

我々の業界用語ではシボと言われるザラザラした状態

(サメ肌みたいな状態)になっております。

このサメ肌が有る状態でメッキ加工を施してしまうと

上記写真の仕上がりの様に鏡の様な顔が映る仕上がりには

絶対になりません。

その為に、当社はサメ肌をアルミニウム製金属パテ等で

凹凸を完全に無くしてしまいます。

その上にメッキ用サフェーサー、プライマー処理し

メッキ加工を施したい部分を表面補修致します。

ここが最大のポイントです。

更に、乾式メッキ加工の様なアルミニウム箔を真空の中で

蒸着させるのでは無く

プライマー処理された表面に無電解メッキ加工や導電塗料等を

使い通電する様に加工致します。

次にスチール製メッキバンパーの工程と同じ様に

銅メッキ加工、ニッケルメッキ加工、クロムメッキ加工のメッキ槽に

入れて金属皮膜を得る事になる訳です。

長文になる為に説明を省きましたがバフ研磨作業を銅メッキ加工後

行いピンホールを埋めます。

最高級モーターショー用クロムメッキ加工の

大まかなご説明でもお分かりの様に

大変な手間を掛けて写真の様な樹脂部品に

一番綺麗で一番長持ちするメッキ加工を

施しているのです。

ですので大量生産は不可能で一点一点職人が

加工しておりますので

お店で売られる程、数が出来ません。

その為に、お客様が住まれている町で同じ自動車部品やバイク部品、

トラック部品の最高級モーターショー用クロムメッキパーツを

見る事はまず無いと言って良いと言えます。

見る事が有るならば全国を走り回るアートトラックか

モーターショーや展示会位です。

当社のお客様はその充実感は大変気持ちが良いとおっしゃいます。

旧車トラックのコーナーパネルを板金加工して再メッキ加工(リクローム)しました

今日のお話は、旧車のトラック(Kトラック)の

スチール製コーナーパネルにえくぼ傷ありの状態で

えくぼ傷を直し再メッキ加工(リクローム)した

パーツをご紹介させて頂きます。

当社のブログに1か月ほど前に加工前の画像を

貼り付けさせて頂いたのですが

加工前は上のアップ写真の中央部にえくぼ傷がありますたが

加工後はご覧の様にえくぼ傷は全く御座いません。

コーナーパネルの様な薄い生地にえくぼ傷や

あたり傷等が有る場合、非常にメッキ加工や

再メッキ加工(リクローム)で表面を綺麗にするのは

大変に難しいのですが当社は日本でもトップレベルの

板金職人による加工によりこの様な綺麗な仕上がりに

なります。

それでは、このパーツの加工方法をご説明させて

頂きたいと思います。

まず最初に行う作業はコーナーパネル表面に

付いているメッキを剥離致します。

自動車メーカー様のスチール製コーナーパネルには

町のメッキ屋さんと違って必ず

銅メッキ、ニッケルメッキ、クロムメッキと言う様に

3層になっており再メッキの出来上がりのクオリティを

上げる為にシアンにより剥離作業を行います。

その剥離日数は約7日程かかり

その際にパーツに錆が有る場合はメッキと共に

溶けて無くなってしまいます。

錆が酷い場合はこまめに剥離状態を確認しながら

剥離作業を行います。

続いてバフ研磨作業を行います。

約420番手程パーツを磨きますがそうする事により

よりパーツの表面の傷やえくぼ痕が浮き出す為に

板金職人が加工しやすいと言うメリットがありますので

板金加工する前にバフ研磨作業を行います。

当社のメッキランク中メッキ加工だけこの様な

板金加工を行うのですがスチール製パーツの場合

概ね真鍮を溶かした板金加工になります。

その理由は、真鍮自体錆に強い(腐食に強い)からです。

板金加工にはメッキ加工日数より数日かかります。

(混み具合によります)

数日による板金加工終了後、更にバフ研磨作業を行います。

板金痕とその周りの凹凸を綺麗に揃えます。

次に銅メッキ加工を行い

もう一度、バフ研磨作業によってパーツ表面に有る

ピンホールに削れた銅の粉を入れます。

この作業を行う事によってメッキ加工完成後

パーツの表面が更に綺麗に仕上がります。

この作業が終了致しますと

もう一度銅メッキ加工を行い

続いてクロムの下地のニッケルメッキ加工を

施します。

ここのメッキのポイントは長時間漬ける事により

錆に強くする事が可能です。

そして最後にクロムメッキ加工を施し

パーツ表面を細かい粒子の研磨剤で丁寧に磨いて

完成になります。

旧車トラックのスチール製グリル(シャッターグリル)も

コーナーパネルと素材の薄さほぼ一緒ですので

加工方法が一緒です。

現行型トライアンフバイクの樹脂製ファンカバーとファン自体にクロムメッキ加工

この写真は、イギリスの大手バイクメーカーである

トライアンフの樹脂製ファンカバーとその内部に

装着する樹脂製ファンに最高級モーターショー用

クロムメッキ加工を施すお話です。

樹脂にも色々な素材がありますが

これらの素材はポリプロピレン製樹脂です。

ABS製樹脂より柔らかみを帯びていて

振動に強く割れにくい素材の特徴があります。

自動車メーカー様、バイクメーカー様、トラックメーカー様の

純正メッキパーツの樹脂製品の全てがABS製品ですので

当然、この様なポリプロピレン製パーツに

本物のクロムメッキ加工を施した物は御座いませんので

インターネットで購入しようとしても

手に入れる事は出来ません。

世の中に存在しない為。

このパーツに最高級モーターショー用クロムメッキ加工を

施して欲しいと当社にご依頼して頂いたのは個人様です。

この個人様は、このトライアンフバイクの樹脂製と

金属製パーツに最高級クロムメッキ加工を施して欲しいと

ご希望されています。

それらを全てクロムメッキ加工を施すと恐らく

世界で一番輝いているトライアンフバイクに

なるのではと思います。

なかなかの拘りのお客様であるのが分かります。

先程も述べさせて頂きましたが

基本、メーカー純正のメッキパーツはABSで出来ており

ポリプロピレン製樹脂にクオリティが良いメッキ加工技術は

存在致しません。

その理由は、ABSとメッキとの相性は専用の薬品を

使用すれば相性は良く

それら以外の樹脂の素材は全く相性は良くありません。

この事からお分かりになられます様に

特殊な技術がなければ最高級モーターショー用

クロムメッキ加工(一番見栄えが綺麗なクロムメッキで

しかも一番長持ちするクロムメッキ)は絶対に出来ません。

当社は、この様な革新的技術から様々な樹脂パーツに

モーターショーで展示できる程のクオリティの

クロムメッキ加工を施す事が出来

お客様の拘りにお答えさせて頂ける事が出来ます。

樹脂に対するメッキ加工の方法は素材の種類にも

よりますが樹脂表面に金属皮膜を覆い隠し

そこに電気メッキ加工する事です。

当社のブログに沢山の樹脂パーツに対しての

メッキ加工方法をのしておりますので

時間があれば見て下さい。

この様な加工が出来ると言いましても

必ずお断りさせて頂く商品も御座います。

樹脂製品の中にFRPと言う素材が御座いますが

この素材で作ってあるパーツに塗料や汚れが付着していると

素材の表面に有る巣穴に入り込んでいるそれらを剥離剤等も

取り除く事が出来ない為にクオリティが悪いメッキになります。

この事からFRPパーツに最高級モーターショー用クロムメッキ加工を

施したい場合は、プライマー処理までで加工を止めている商品のみ

加工をお受けさせて頂いております。

FRP以外の樹脂パーツに塗装やメッキの種類にもよりますが

二次加工されている物は最高級モーターショー用

クロムメッキ加工は可能ですので

お受けさせて頂いております。